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.40S&W弾 : ミニ英和和英辞書
.40S&W弾[たま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たま]
 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell 

.40S&W弾 : ウィキペディア日本語版
.40S&W弾[たま]

.40S&W弾(10x22mm Smith & Wesson)は、スミス&ウェッソン社が開発した拳銃用の銃弾(実包)の一種。主に警察や民間で使用されている。
== 開発の経緯 ==
10mmオートをベースに、ケース長を短くしさらに威力を下げた物。当時10mmオートには9mmパラベラムと.45ACPの中間を10mm径でカバーする事を求められていたが、この実包と共にデビューしたブレン・テンコルト・デルタエリートに問題があった事もあり、マイナーな実包であった。他にも全長が.45ACP同様の32mmであったことから、9mmパラベラム用のフレームでは発射の衝撃で傷んでしまい、より大柄な.45ACP用のフレームをベースにする必要があるなど「銃の大きさは変わらないのに威力は低い」といった印象を与えていた。
こうした10mmオートの失敗を元に、10mmオートの弾頭とブロック基部が使え、9mmパラベラムのフレームサイズで収まる実包として開発されたのが40S&W弾である。ケース長こそ22mmと大柄ではあるが、全長7mm余りの弾頭がケース内に深めに潜り込む構造のために、実包としての全長は9mmパラベラムより短いサイズとなった。
.40S&Wを開発したスミス&ウェッソン社は「9mmパラベラムより高威力で.45ACPより反動はマイルド」な実包(カートリッジ)と謳っている。確かに運動エネルギーは.45ACPよりも.40S&Wのほうが大きい実包(カートリッジ)が多いが、.45ACPのほうが.40S&Wよりも重い弾頭を飛ばすことが出来る。〔Hodgdon Reloading Data Center 〕威力は運動エネルギーだけではなく、弾頭重量も影響するため(重いほうが威力が強くなる傾向がある)〔ハンティング 弾頭、弾速の選び方 〕、.45ACPのほうが.40S&Wよりも威力は強いという説もある。威力にはさまざまな要因が影響するため、一概にどちらのほうが威力が強いのかは断言できないが、.40S&Wと.45ACPの威力は同じくらいではないか思われる。
かつてはマイナーな実包であったが、現在では.45ACPより装弾数が多く9mmパラベラムより威力が強いことが評価され、アメリカでは.40S&Wを採用する警察が増え、世界中からも脚光を浴びる形になっている。〔9mmパラベラム VS .40S&W VS .357SIG

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「.40S&W弾」の詳細全文を読む




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