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.dkは、国別コードトップレベルドメイン (ccTLD)の一つで、デンマークに割り当てられている。このドメインの管理は、DK Hostmasterによって独占的に行われている。 現在.dkの登録は、公認レジストラを通して行われる。そのときドメイン登録申請者は、ドメイン管理をそのレジストラが行うかDK Hostmasterが直接行うかを選択することができる。ドメイン名は普通のローマアルファベットに加えて「æ, ø, å, ö, ä, ü, é」を使うことができる。 なお、http://nic.dk/ はDK Hostmasterのホームページにリダイレクトされる。 == 歴史 == .dkは1987年7月14日に、''Stanford Research Institute'' (SRI-NIC)、ARPAネットワークインフォメーションセンターに登録された。コペンハーゲン大学計算科学科デンマークUNIXユーザーグループ (DKUUG)は、DKnetで.dkドメインの管理権を受け取った。なおその頃UUCPネットワーク上で彼らはDIKUの名を使用しており、DKnetやDKnetの名を使用し始めたのは少なくとも1986年以降である。 1988年の中頃、DKnetは発展段階のDENet(政府支援の研究機関ネットワークとして1987年後半に設立され、現在はforskningsnettetという名で知られている)と接続した。 1989年1月DKUUGは、デンマークで動いていた.dkドメインに関係する他の3つのネットワーク(実験段階のX.400、EARN、DECnet)のコーディネータとの間で、"navneaftalen"という名前の合意をした。この合意により、.uucpのような擬似的ドメインやgov.ukのような第二レベルドメインを勝手に使うことをできなくした。 DKUUGは、1991年に.dkを管理するDK Hostmasterを設立した。 1992年前半までには、DENet経由のUNI-Cがデンマークの全大学に提供されるようになったため、DIKUはDKnetを必要としなくなった。そこでDKUUGはDKnetとともに、自前で国際回線を持って会社に回線を貸し出したり、個人向けへモデム接続サービスを提供していたSymbion Science Parkへ移った。 業務の急速な拡大はDKnetの経済状況に悪化させたため、DKnetは組織の分割を余儀なくされた。1993年、デンマーク最初の純粋なISP会社としてDKnet Apsが設立された。さらに1996年、DENetは商業向けネットワークとして使われるようになっていたため、頭文字の意味をDanish Research Network(デンマーク研究ネットワーク)から、"Dansk Erhvervs Net"(デンマーク商業ネットワーク)に変更した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「.dk」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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