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.45ACP ( リダイレクト:.45ACP弾 ) : ウィキペディア日本語版
.45ACP弾

.45ACP弾は、1905年ジョン・ブローニングが設計した大型自動拳銃用実包(カートリッジ)である。
.45が口径(0.45インチ)、ACPはAutomatic Colt Pistolを表す。
== 歴史 ==
かつて、アメリカ陸軍は制式拳銃として.38口径のリボルバーを採用していたが、1898年米西戦争の最中にフィリピンで起こったモロ族の蜂起の際に.38ロングコルト弾の打撃力不足が判明したため(単純に狙いを外しただけという見解もある)、アメリカ陸軍は打撃力の強い.45口径の弾薬を求めていた。そこで、.45ロング・コルト弾を自動拳銃に適合するように短縮し、リムレス化した.45ACP弾が開発され、1911年アメリカ軍が制式採用したM1911が、最初にこの実包を使用する銃となった。
その後、この実包はアメリカにおいて「.45口径信仰」といえるほど広く普及した。ヨーロッパの大手銃器メーカーがアメリカへ進出する際には、自社製の自動拳銃にアメリカ市場向けの.45ACP仕様のバリエーションを用意するほどである。逆にヨーロッパでは、「弾数を増やすとグリップが太くなり、握りにくくなる」「反動がきつい」などの理由で人気が無い。
この経緯に関してはM1911#歴史の項目も併せて参照のこと。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「.45ACP弾」の詳細全文を読む




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