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005.1999.06 : ウィキペディア日本語版
005.1999.06

005.1999.06 オム・ジョンファ の5枚目のオリジナルアルバム。1999年6月17日NURI ENTERTAINMENTよりリリースされた。
== 解説 ==

* 4集アルバム「invitation」で大成功を収めた後、世紀末を間近に控えた1999年にオム・ジョンファ最大のヒット作となった5枚目のオリジナルアルバム「005.1999.06」を1999年6月17日NURI ENTERTAINMENTよりリリースした。このアルバムでオム・ジョンファはこれまで組んできたチュ・ヨンフンの作品ではなく、キム・チャンファンの作品である「分からない(モルラ)」を最初の活動曲として選んだ。後日、キム・チャンファン本人が出演した番組「KBS不朽の名曲」で語ったように、オム・ジョンファはキム・チャンファンから曲を提供してもらうために、歌手キム・テヨンからボーカル レッスンを受けるなど努力を示した。キム・チャンファンはオム・ジョンファが自分の担当歌手ではないにもかかわらずオム・ジョンファに曲を提供、「分からない(モルラ)」は空前のヒットとなったのである。

* 「分からない(モルラ)」のイメージを「サイバーティック」と位置づけ、そのイメージが視聴者に届くようミュージックビデオ、ステージングの構成を行った。MVの監督にはホン・ジョンホを起用し、「世紀末の不安とめまい」を表現した近未来的なミュージックビデオを製作する。メイクアップアーティストのチョ・ソンアが担当し光沢感のある「サイバーティックメーク」を施し、ファッションデザイナーのイ・サンボンの衣装に水が入ったヘッドホンを着けてステージを行った。また、CLONカン・ウォルレが振付を担当、キム・テヨンがコーラスで参加した。 この結果「分からない(モルラ)」の影響でCD販売量は前作を越える大成功となった。

* 「分からない(モルラ)」の後継曲にはチュ・ヨンフンとの作品の「FESTIVAL」を選び、この曲も大ヒットとなった。 この曲は当初チュ・ヨンフンがCountry Kokkoのために用意した曲であったが、実際には採用されなかったため、オム・ジョンファに提供することになった。チュ・ヨンフンによると、オム・ジョンファは最初は泣き出すほど歌いたくない思ったそうだ。しかし、「FESTIVAL」はオム・ジョンファの予想以上の大きな成功を収めた。1970年代ディスコ風アレンジと明るい歌詞が受けたのだ。ステージでオム・ジョンファはリゾート風のファッションを披露したが、「ヒッピーファッション」と受け取られ、当時の世紀末の期待と不安が反映された衣装であると解釈された。

* 歌詞カードではキム・ナムジンとポージングを取っているが、彼とは『12月の熱帯夜』でも共演している。
*「FESTIVAL」は夏の定番曲として定着している。
*「私の中の彼」ではg.o.dのパク・チュニョンがラップで参加している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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