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6DoF
6DoF(〔日本語に直訳すると6自由度となる〕)とは、3次元において剛体が取りうる動きの自由度のことである。具体的には、前または後・上または下・左または右に(別の言い方では3次元の直交座標系の軸に沿って)動くことができ、また直交座標系の3軸おのおのの周囲を回転できることを指す。回転については、航空機などの運動用語であるピッチング・ヨーイング・ローリングの各項も参照。 == ロボット工学 == シリアルリンクマニピュレータ(通常の多関節型ロボットアーム)やパラレルリンクマニピュレータで構成されたシステムでは一般的に、ロボットアームのエンドエフェクタ、つまり手先部分が。これにより、順運動学と逆運動学に従い、各軸の関節角とロボットのコンフィグレーションとの間に直接的な関係がもたらされる。 ロボットアームの機能は、その関節自由度の数によって説明される。この数字はアームが持つを表し、数字が大きいほどそのアームが道具を柔軟に位置決めできることを示す。この数字は、システムにおける総体としての位置取り能力を示す自由度(空間自由度)の抽象的定義とは対照的に、実用性のある指標である〔Paul, Richard P., ''Robot Manipulators: Mathematics, Programming, and Control'', MIT Press, 1981.〕。
ヒューマノイドロボット(人型ロボット)は一般に全身で30以上の自由度を持ち、各腕は6自由度を、各膝が5か6自由度を、胴体や首にも数自由度を持つ〔Craig, John J., ''Introduction to Robotics: Mechanics and Control'', Addison-Wesley, 1986.〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「6DoF」の詳細全文を読む
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