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トレーディングカードアーケードゲーム (TCAG) とは、トレーディングカードゲームのうち、ゲームセンター等に設置されているアーケードゲームにコインを投入することで払い出されるカードを用いて競技を行うカードゲームの総称。 == 概略 == トレーディングカードゲームでの対戦を、カードのデータ読み取り機能を持つゲームの筐体に代替させることで、対戦のルール処理を自動化し、さらに映像・音声を付加することで対戦のリアルタイム化や臨場感をより高めている。 「デッキの構築およびルールの理解が難しい」とされがちなトレーディングカードゲームを、盤面上でカードそのものを動かすという直感的なスタイルを用いるなどでハードルを下げている。また、「対戦者が身近に存在しない」という問題を、ゲームセンターという人の集いやすい場で運営し、さらには各店舗間をオンラインで繋ぐなどして解決している。 子供向けに展開されている機種の場合、ゲームの性質上ゲームセンターに設置されることは少なく、玩具店やスーパーマーケット、デパート、旅館・ヘルスセンターなど児童や家族でも入りやすい店舗のコーナーに設置されることが多い。これにより「平日の昼間および18時以降の入店は不可」など、風営法の規制にとらわれなくなる。 子供向け機種の場合、タイトルごとのゲームシステムに差はあるが、全タイトルで「ゲームを1回行うと規定の枚数のカードが得られる」システムが採用されている。これは、ゲーム結果によって払い出される枚数が変動すると、それはプライズゲームとみなされ、カードは「''商品''」ではなく「景品」となり、内容のわからないトレーディングカードを景品として提供するとJAMMA / AOUのガイドラインに抵触するという理由からである。「''商品''」として扱われるものであれば、カードの内容がわからなくても問題はない。そのため、これらの筐体は「ゲーム機」ではなく「''カードの自動販売機''」という扱いになり、カードは必ずゲームの前に払い出され、一部の機種ではゲームをせずにカードだけ購入することができる。 なお、技術的進歩により、プレイ毎のステータス強化などをカードそのものに絵柄や数値を印字し描き変える技術を採用し、自分だけのオリジナルカードを作れるようになった作品も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トレーディングカードアーケードゲーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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