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Kh-31(Х-31)は、ソ連で開発された対艦/対レーダーミサイルである。 NATOコードネーム はAS-17 クリプトン(Krypton)。また、非公式にミニモスキートとも呼ばれているようである。 == 概要 == Kh-31は1970年代末に開発が開始された航空機搭載型の大型ミサイルで、固体ロケット統合型ラムジェットエンジンを使用する超音速ミサイルの一つである。これはまず固体ロケットモーターによりマッハ1.8まで加速し、その後ラムジェットエンジンに切り替えて最大マッハ4.5まで加速、巡航すると言う推進方式であり、これによって敵防空システムによる迎撃を困難なものにしている。 尾部に初期加速用の固体ロケットモーターがあり、固体ロケットが燃え尽きた後、ロケットモーターの燃料室がそのままラムジェット燃焼室になる。さらに固体ロケットからラムジェットに移行する際胴体側面にある4つの棒状部分の先端が吹き飛び、ラムジェット用のエアインテークとなる機構を採用している。 Kh-31は1980年代末からロシア(ソ連)海軍において運用が開始されており、さらに中国海軍もKh-31を購入し、YJ-91/KR-1として独自に生産も開始している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Kh-31 (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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