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Avino(アヴィーノ)は、ケンウッド(現・JVCケンウッド)が販売していた、ミニコンポのブランド名である。 同社のALLORAシリーズよりも小型のものがラインナップされ、特に7番シリーズは「高品質のマイクロコンポ」(厳密的にいえばハイコンポ)という位置づけであった。 現在はKseriesが、後継ブランドとして発売されている。ALLORAシリーズの終息からKseries誕生まではケンウッドの主力でもあった。 == 主な機種 == === 7番シリーズ === * SA-7 * 1996年発売。初代Avino。 * レシーバー(R-SA7)に「ピュアAモード」を搭載。AMステレオ対応。チューナー部はLA1832+MC13028A(デコード)とLC72131(PLL)で構成。(R-SA7とR-Pro7のみAMステレオ、R-SE7,RD-VH7,R-SG7などはAMモノラル) * CD(DP-SA7) * MD(DM-SA7) * スピーカー(LS-SA7)に ウーファーとツイーターの各ユニットからの音の到達時間を揃える「UDレイアウト」採用。 * オプションとして、カセットデッキ(X-SA7)が設定されている。 * SE-7MD * 1997年発売。SA-7の後継機種。 * レシーバー(R-SE7)に小音量時のクオリティを高める「新ピュアAモード」を搭載。 * CD(DP-SE7)に20ビット再量子化技術「D.R.I.V.E.」を搭載。 * MD(DM-SE7)に20ビット精度での録音が可能な「20bit REC D.R.I.V.E.」を搭載。「サイバータイトラー」対応。 * スピーカー(LS-SE7)にパールマイカウーファーと凹型ドームツィーターを採用。回折波を分散させる「DDDバッフル」を搭載。 * オプションとして、カセットデッキ(X-SE7)が設定されている。 * SE-7MDから、MDデッキ(DM-SE7)を除いた「SE-7」も発売された。 * PRO-7 * 1997年発売。各コンポーネントに 銅メッキシャーシと ウッド調サイドパネルを採用した上位機種「AvinoPRO」。 * レシーバー(R-7PRO)に小音量及び通常音量時のクオリティを高める「無帰還型・新ピュアAモード」及び革新的なファイナル素子「TRAITR」を搭載。AMステレオ対応。 * CD(DP-7PRO)に24ビット精度の「24bit Fine D.R.I.V.E」を搭載。 * スピーカー(LS-7PRO)にアルミダイキャストホーン&リニュウム型ツィーターを採用。各ユニットからの音の到達時間を揃える「UDレイアウト」採用。 * オプションの、MDデッキ(DM-7PRO)に20ビット精度での録音が可能な「20bit REC D.R.I.V.E.」を搭載。「サイバータイトラー」対応。 * オプションとして、カセットデッキ(X-7PRO)が設定されている。 * VH-7 * 1999年発売。世界で初めて本体の縦置きと横置きの両方に対応。 * レシーバー+CDのユニット(RD-VH7)と スピーカー(LS-VH7)で構成されている。オプションとして、MDデッキ(DM-VH7),カセットデッキ(X-VH7),3Dスピーカ(LSF-1010)が設定されている。 * アンプ部に音量に応じて動作方式を自動で切替える「オートピュアAモード」を搭載。 * CD部にHDCDデコーダーを世界で初めて搭載。 * MDデッキ(DM-VH7)を標準添付した「VH-7MD」も発売された。 * ソーテックよりAFiNA AV用にUSB入出力等を搭載し、「VH7PC」として発売される。これはソーテックの販売見通しの誤りのため大量の不良在庫となり大乱売された。これは超お買い得品であり多くの者が買い求めに走ったことで有名である。オプションとして、MD(DM-VH7PC)が設定されている。 * SG-7 * 1999年発売。SE-7の後継機種。 * レシーバー(R-SG7)に小音量時のクオリティを高める「ピュアAモード」を搭載。 * CD(DP-SG7)に24ビット精度の「24bit Fine D.R.I.V.E」を搭載。 * MD(MD-SG7)に20ビット精度での録音が可能な「20bit REC D.R.I.V.E.」を搭載。「サイバータイトラー」対応。 * 付属リモコンは RC-R0713 * スピーカー(LS-SG7)に積層された天然木のフロントバッフルを採用。当時このスピーカーは非常に評価が高く、中古市場では現在でも人気である。 * SH-7CDR * 2000年発売。CDレコーダー搭載。 * MDLP対応。 * CDからMDへ2倍速デジタルダビングが可能。 * スピーカー部に長円型ウーファー採用。 * SJ-7WM * 2001年発売。MGメモリースティックに対応した「Digital Avino」。 * MP3、WMA対応。 * MDLP対応 * SK-7PRO * 2002年発売。実質的な最終モデル。 * レシーバー部にTRAITRを改良した「Linear TRAIT」を搭載。ドライバー段に高品質3段差動アンプを採用。「アドバンスド・グランドライン」を採用。銅メッキリアパネルを採用。 * CD部に24ビット再量子化技術「24ビットD.R.I.V.E.II」を搭載。 * MDLP対応 * スピーカー部に厚さ30mmのフロントバッフルを採用。 * VC-7DVD * 2002年発売。DVD再生に対応した「Digital Avino」。 * 「V.F.S. バーチャル・フロント・サラウンド」を搭載。 * MDLP、NetMDに対応。 * MP3、WMA対応。 * アンプ部に「アドバンスド・グランドライン」を採用。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Avino」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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