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ベルタ (''BELTA'') は、トヨタ自動車が日本において製造・販売していた小型4ドアセダンである。 == 概要 == プラッツの後継モデルであり、2代目ヴィッツをベースとしている。プラットフォームなど基礎的設計・仕様はプラッツと同様にヴィッツ共有であるが、ヴィッツとは異なる専用の設計・趣きがプラッツ以上に明確となり、ホイールベースの延長、ボディ形状や低重心のスタイル、車内設計などセダンとしての独自性が格段に高められた仕様となっている。 エンジンおよびトランスミッションは FF車には1.0L・1KR-FEエンジンと1.3L・2SZ-FEエンジンを設定、トランスミッションは自動無段変速Super CVT-iが装備される。1.3Lエンジン仕様の4WD車は2NZ-FEエンジンを搭載、4速ATのSuper ECTとの組み合わせとなる。 日本国外では北米・南米・オセアニアなどにおいて「ヤリスセダン」、中国および東南アジアにおいては「ヴィオス(2代目)」として販売〔これらの日本国外仕様には1.5L・1NZ-FEエンジンの設定もあるが、日本仕様ではカローラセダン(のちのカローラアクシオ)との競合を避ける市場戦略から2012年6月のブランド終了まで未設定に終着した。〕された。北米向けはヤリスハッチバック(日本名ヴィッツ)のモデルチェンジにより、南米向けはエティオスの投入展開により それぞれ販売終了としたが、オセアニア向け「ヤリスセダン」と中国・東南アジア向け「ヴィオス(2代目)」についてはヤリスハッチバックのモデルチェンジ後も引き続き生産・販売された。 ベルタはヴィッツ系モデルの実用的・経済的な機能とセダンとしての上質性を備えている。アナログ式〔前期型は「1.0/1.3X Sパッケージ」・「1.3G」に、後期型は「X ビジネスAパッケージ/ビジネスBパッケージ」を除く全モデルにタコメーター付センターメーターを設定装備。〕センターメーターレイアウトを採用、ホイールベースはヴィッツより90mm延長されてラクティスと同サイズの2,550mmとなり、最適化された車内空間、大容量のトランク〔VDA法による測定では一体固定式リヤシート仕様車が448L(4WD車は372L)、6:4分割可倒式リヤシート仕様車は475L(4WD車は399L)の容量をそれぞれ確保している。〕が装備される。ボディのCd値はプラッツ、および9代目カローラセダン(E120型)と同数値の0.29を達成。 宮城県警察においてパトロールカーとして県費導入された。 2006年10月1日、グッドデザイン賞を受賞。 ファイル:06-08 Toyota Yaris.jpg|ヤリスセダン (前期型) ファイル:09 Toyota Yaris sedan.jpg|ヤリスセダン (後期型) ファイル:Toyota Vios (S) (second generation) (front), Kuala Lumpur.jpg|ヴィオス (前期型) ファイル:2011 Toyota Vios J in Cyberjaya, Malaysia (01).jpg|ヴィオス (後期型) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・ベルタ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toyota Belta 」があります。 スポンサード リンク
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