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CIM-10 ボマーク(CIM-10 BOMARC)は、アメリカ空軍がソ連の爆撃機を迎撃するために開発した、長距離地対空ミサイルである。 正式名称は F-99、IM-69、IM-99、CIM-10 と多数存在し、導入当初はF-99であった。戦闘機を表す「F」がつけられているのは、配備当時、無人戦闘機として配備されたためで、当時の米空軍はボマークを「最初の無人戦闘機」と喧伝した。 == 歴史 == ボマークの開発は1946年に陸軍航空省における、対大型爆撃機のミサイル研究開発の分野からスタートした。3年後の1949年にボーイング社に長距離地対空ミサイルの開発契約が与えられ、1951年にF-99という名前がつけられた。射距離が長いためカナダのCF-105 アローなど周辺諸国の迎撃戦闘機の開発を中止に追い込むなど、各国に与えた技術的影響も大きかった。 初飛行は翌1952年である。しかし、戦闘機としての分類は不可能と考えたのか、空軍はのちに通常弾頭型をIM-99、核弾頭型をCIM-10と改名した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボマーク (ミサイル)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CIM-10 Bomarc 」があります。 スポンサード リンク
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