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biblio(びぶりお/ビブリオ)は、東芝、および東芝モバイルコミュニケーション社(現・富士通モバイルコミュニケーションズ)によって開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN対応携帯電話である。製造型番はTSY01(てぃーえすわい ぜろいち)。 == 概要 == * 電子書籍閲覧を主目的としたフィーチャー・フォン(音声通話用端末)で、2009年(平成21年)2月発売のドコモのSH-04Aと同じく横フルスライド型のQWERTY配列キーボードを搭載しており、長文メール作成などの文字入力に長けている。スマートフォンではなく、BREWを母体とした同キャリア独自のプラットフォームであるKCP+が搭載されており、EZWebの利用が可能である。 * 操作は横向きではQWERTYキーボードモード、縦向きではテンキーモードでそれぞれ行う。ちなみに本機のキーボードは、向きにより表示が切り替わるようになっており、キーボード用の文字表示用バックライトとしてLEDではなく有機ELが用いられている〔ケータイWatch「『biblio』開発者インタビュー スマートフォンと携帯の中間を狙う電子ブック携帯 」 - 2010年1月13日閲覧〕。切り替えは、加速度センサーが用いられた電子的(自動的)に切り替わる日本初の方式が採用されている。P-01Aなどのような、テンキー内部のシートが機械的にスライドする方式ではない〔。 * Wi-Fi WINを初搭載した機種であり、先行していたドコモのホームU対応機種N-06Aと同じく、自宅などでは無線LAN接続とすることでブロードバンド回線依存の高速接続が可能である。かつパケット定額(ダブル定額ライト、スーパーライト)の通信料(量)を最小に抑えることが可能である。 : *Wi-Fi接続を備えたN-06Aとの相違点として、ホームUでは基本的に契約したフレッツ回線と対応アクセスポイントとの組み合わせでなければ利用できない(フルブラウザは例外)のに対し、Wi-Fi WINはWi-Fi接続が可能であればアクセスポイントを問わない点、LISMO Videoなどの大容量コンテンツをストリーミングではなく直接ダウンロードできる点がある。また、公式にはアナウンスされていないがPCサイトビューアのAdobe FlashがYouTubeやニコニコ動画などのFlash動画再生に対応している。 * 本端末に搭載されているディスプレイのサイズは3.5インチであるが、ピクセル数は既存のフルワイドVGA液晶より横が96ドット長く、480×960ドットであり、au向け端末としては後発のIS01〔ちなみにIS01のディスプレイの解像度は5.0インチ。〕と並ぶ最高解像度となる(2010年(平成22年)8月現在)。 * 端末本体の各寸法は幅56mm×長さ113mm×奥行17.4mm(最厚部18mm)とそれほど大きくはないものの、質量は164g〔電池パックを含む。〕とスマートブック〔例・IS01〕を除く既存のau向け音声用端末としては現時点(2011年(平成23年)5月現在)において富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製(TOSHIBAブランド)のREGZA Phone IS11T(TSI11)、同富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製(同TOSHIBAブランド)のE31T、NECカシオ モバイルコミュニケーションズ製(CASIOブランド)のG'zOne TYPE-X(CAY01)カシオ日立モバイルコミュニケーションズ製(CASIOブランド)のE03CAに次いで重い。〔REGZA Phone IS11Tの質量は190g、E31Tの質量は187g、G'zOne TYPE-Xの質量は179g、E03CAの質量は166g(いずれも電池パックを含む)。〕。 * 内蔵メモリーは、7GBである。これは、auブランドで発売されている携帯電話では容量が一番大きい(2010年8月現在)。外部メモリーには最大8GBのmicroSDHCメモリーカードと2GBまでのmicroSDメモリーカードが使用できる。なお16GB以上のmicroSDHCカードも非公式ながら利用できる場合もある。 * 2010年に発売されたbiblio leaf(SP02)(2012年(平成24年)7月現在既に販売終了)とは、電子書籍利用に特化(最適化)したbiblioブランドのコンセプトのみ踏襲しており、書籍データのフォーマットや料金体系などは大きく異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Biblio」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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