|
CD8はT細胞受容体の共受容体として働く、膜貫通糖タンパク質である。T細胞受容体と同様に主要組織適合抗原(MHC)に結合するが、MHC-Iと特異的に結合する 。CD8にはαとβの2種類のアイソフォームが知られ、それぞれ異なる遺伝子から翻訳される。ヒトの場合、両遺伝子とも2番染色体の2p12遺伝子座に位置する。 ==組織分布== CD8共受容体は主にいわゆるキラーT細胞(細胞傷害性T細胞)の細胞膜上に発現しているが、ナチュラルキラー細胞、胸腺上皮細胞、樹状細胞にも発現している。非ホジキンリンパ腫の一部のタイプで発現していることがあるが、ほとんどの新生物では失われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CD8」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|