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ECMA-113 ( リダイレクト:ISO/IEC 8859 ) : ウィキペディア日本語版 | ISO/IEC 8859[より] ISO 8859(より正式にはISO/IEC 8859)はコンピュータでの利用を目的とした8ビット文字コードの標準である。ISOとIECが合同で定めた。この標準は複数の部(英: part)に分かれており、それぞれがISO/IEC 8859-1、ISO/IEC 8859-2などのように番号付きで出版されている。それぞれの部自体を、非公式に標準として参照することがある。2009年現在、15の部(破棄されたISO/IEC 8859-12標準を除く)が存在する。 == 概要 == ASCIIの印字可能文字のビットパターンは95個ある。これは現代英語の情報交換には十分だが、ラテン文字を使う他の言語のほとんどでは、ASCIIに含まれない文字をさらに追加する必要がある。たとえば「ß」(ドイツ語)、「ñ」(スペイン語)、「å」(スウェーデン語と他の北ゲルマン語群)などである。ISO 8859では、8ビットバイトの第8ビットを使ってさらに128文字分の領域を確保することで、この問題を改善することを目指している(第8ビットはかつて、データ伝送手順の情報に使われる以外は、未使用のままだった)。しかし、単一の8ビット文字コードで収容できる以上の文字が必要になったため、ラテン文字を含めるのに必要な最低10個をはじめ、複数のマッピングが開発された。 ISO 8859-''n''符号化は印字可能文字のみを含み、未割り当ての符号位置にマップされる制御文字と組み合わせて使うように設計されていた。この目的のためにIANAが登録した一連の文字コードは、ISO 646からC0制御集合(符号位置0から31にマップされる制御文字)を、ISO 6429からC1制御集合(符号位置127から159にマップされる制御文字)を追加し、その結果完全な8ビット文字マッピングのほとんど(ないしはすべて)に文字を割り当てている。これらの集合はその推奨MIME名(推奨MIME名が規定されていない場合その正式名称)としてISO-8859-''n''という名前を持つ。多くの人が、用語ISO 8859-''n''とISO-8859-''n''を同等な意味を持つものとして用いる。ISO 8859-11はTIS-620とほとんど同じであるためか、このようなキャラクタセット名を割り当てられていない。
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