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FFmpeg[えふえふえむぺぐ]
FFmpeg(エフエフエムペグ)は動画と音声を変換することのできるUNIX系OS生まれのフリーソフトウェアであり、libavcodec(動画/音声のコーデックライブラリ)、libavformat(動画/音声のコンテナライブラリ)、libswscale(色空間・サイズ変換ライブラリ)、libavfilter(動画のフィルタリングライブラリ)などを含む。ライセンスはコンパイル時のオプションによりLGPLかGPLに決定される。コマンドラインから使用することができる。対応コーデックが多く、多彩なオプションを使用可能なため、幅広く利用されている。 == 解説 == FFmpegは、単体ではGUIインタフェイスを持たないツールでUNIXコマンドのように振る舞う。その為、対話式アプリケーションとして使用される場合、フロントエンドを用いる事も多い。コマンドラインから実行するCUIとして配布されているのは、ユーザが必要とすればフロントエンドを利用でき、スクリプトなどのバッチ処理を行う際に呼び出す事もできるという利点からである。また、FFserverと組み合わせる事により、ファイルシステムやデバイスファイルとストリーミングサーバ間のフィルタとしても動作する。 2011年3月13日に FFmpeg の開発は、開発体制の対立から ffmpeg.org と libav.org に分裂した。どちらも、ffmpeg というソフトウェアをリリースしているが、 側は avconv に名称を切り替える作業を進めている。この分裂に伴い、Debian〔transition: Libav 0.7 〕, Ubuntu〔Ubuntu Release Management: Transition: "libav" 〕 11.04, Gentoo Linux は Libav 側を採用した。 2015年7月に、Debian はセキュリティ問題への対応姿勢から、Libav を排除し、FFmpeg 採用に戻った。Ubuntu も FFmpeg 採用に戻っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FFmpeg」の詳細全文を読む
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