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福井鉄道F1000形電車(ふくいてつどうF1000がたでんしゃ)は、福井鉄道の路面電車である。 == 概要 == 2013年(平成25年)3月31日に営業運転を開始した〔 福井鉄道新型車両(LRV)運行開始のお知らせ 福井県 2013年12月25日閲覧〕、3車体・3台車方式の100%低床構造の車両である。ドイツの車両製造メーカーであるアドトランツ(後にボンバルディア・トランスポーテーションに吸収)のブレーメン形超低床電車をライセンス導入して、新潟トランシスで製造された。この製造方式は、万葉線MLRV1000形や富山ライトレールTLR0600形などと同様だが、本形式は国内で初めて中間車を組み込んだ3車体構造をとり、車体全長は約27メートル、定員は155人(着席定員53人)である。 愛称はFUKURAM(ふくらむ)。これは、「FUKUI(福井)」と「TRAM(トラム)」を組み合わせた造語であり、街や夢が膨らむとの意味が込められている。2014年には鉄道友の会のローレル賞を受賞した。 2015年2月18日には、第2編成F1002が営業運転開始。福井の海と空をイメージした青色基調とし、車体下のシルバーラインは第一編成から継承し爽快感を表現したものとなっている〔 福井鉄道F1000形第2編成、青の基調色で運行開始 - 200形モハ201号車は引退 マイナビニュース 2013年12月25日閲覧〕。また、内装では座席クッションの厚みを増す、天井ポールの位置を少し通路側に移す、温風ヒータの強化などといったマイナーチェンジが施されている。 2016年3月17日にはFUKURAMの第3編成が搬入された。 福井の美しい緑と重なる爽やかで明るい緑を基調に、新芽のイメージから未来への希望を表現している。 2016年3月27日から、福井鉄道とえちぜん鉄道の相互直通運転が開始され、 770形と共に直通運転列車に使用される。 なお、福井鉄道の自社発注車両は200形以来53年ぶりである。 ファイル:Blue fukuram.JPG|第2編成 (F1002) ファイル:Fukui Railway F1003.jpg|第3編成 (F1003) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福井鉄道F1000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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