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GALAPAGOS(ガラパゴス)は、シャープの電子ブックリーダー(タブレット)と電子書籍配信サービスの名称。スマートフォンのブランド名としても使用された。 == 概要 == 2010年(平成22年)7月20日にシャープが電子書籍事業とタブレットに本格参入することを発表。9月27日にはGALAPAGOSの名称や具体的な製品を発表した。同時に30年以上続いた同社のパソコン事業からの撤退が明らかになり、GALAPAGOS事業に注力する意気込みが窺えた。 しかし国内の電子書籍市場は予想より普及のペースが遅い上、自社販売のメディアタブレット2製品は販路が限定されるため販売が低迷した〔販売台数は非公表で、販路が特殊なため市場調査会社による集計もないが、2011年9月時点で「数十万台にも満たないとみられる」と報じられた〕。2011年(平成23年)夏にはメディアタブレットの汎用Android OS化・電子書籍サービスの他端末への解放が行われ、事業の方向転換が見られた。 そして後継機種の発表がないまま9月末限りで2機種の販売・新規受付を終了すると発表。今後の端末投入は未定だが、イー・モバイルが販売するA01SH(後述)を唯一の端末としてサービスは継続し、GALAPAGOS事業そのものをやめるわけではないとしている。 2011年2月には、シャープとイオングループ、NTT西日本、株式会社ハーストーリィプラスが協業し、様々なコンテンツ配信やショッピングなどの「暮らしサポートサービス」を提供すると発表したが、最終的にはGALAPAGOSブランドからは外れ、2012年3月から『A touch Ru *Run』(エータッチ ル・ルン)としてサービスを開始した〔NTT西・イオン・シャープ、NFC搭載のAndroidタブレットを使った家庭向けサービス ~ネットスーパーや家庭向けコミュニケーション、電子書籍販売など - インターネットウォッチ 2012年2月22日〕〔NTT西日本、シャープ製家族向けタブレットをイオンで発売 ~WAONを使ったネットスーパー決済機能を搭載 - PC Watch 2012年2月22日〕。 2012年8月からはGALAPAGOS STOREがiOSデバイス(iPhone/iPad)に対応した〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GALAPAGOS」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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