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GDAL
GDAL(Geospatial Data Abstraction Library) は、OSGeo財団がMIT Licenseライセンスにより提供しているGISラスターデータフォーマット用ライブラリである。対応しているフォーマットのアプリケーションを呼び出す際、抽象化データモデルとして動作し、データの処理や変換のための多様なCUIユーティリティが用意されている。 類似ライブラリとしてはベクターフォーマットを扱い似た機能を持つOGR〔〕がある。Ver1.3.2まではFrank Warmerdamにより開発され、後にOSGeo財団のGDAL/OGR管理委員会により移管された。GDALとOGRは共に広範な機能を有し、商用GISコミュニティ内においても広く利用されており、膨大なデータを扱う分野のフリーソフトウェアとして主要なプロジェクトの一つとみなされている。 主要なGISソフトウェア(記事があるソフトウェアとしては、ArcGIS、Google Earth、GRASS GIS、MapServer、Quantum GIS、NASA World Wind、R言語など)の中にはGISフォーマットファイルの読み取りやデータ出力の際にGDAL/OGRライブラリを利用するものも存在する。 Ver1.9.0の時点で少なくとも120以上のラスターイメージフォーマットに対応しており、次回のアップデートにおいては200以上を想定している。〔http://erouault.blogspot.com/2012/01/welcome-to-200th-gdalogr-driver.html〕 ==脚注==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GDAL」の詳細全文を読む
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