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GLP-1
GLP-1とは、グルカゴン様ペプチド-1 (Glucagon-like peptide-1) の略。1983年に同定された消化管ホルモンで、消化管に入った炭水化物を認識して消化管粘膜上皮から分泌される。また、レプチン受容体を発言する孤束核ニューロンもGLPを産生することが知られており、このニューロンは脳内における唯一のGLP-1産生ニューロンとされる。1971年に同定されたGIP(glucose-dependent insulinotropic polypeptide)とともにインクレチンと呼ばれ、膵臓からのインスリン分泌を促進するものなので、糖代謝に密接に関連する。分解酵素であるDPP-4(dipeptidyl peptidase-4)により速やかに不活化されるため、糖尿病治療としてDPP-4の阻害薬とGLP-1受容体作動薬が日本および海外で用いられている。 == 特徴 ==
* ApoB48蛋白は腸管で生成されるが、GLP-1がこれを抑制する。結果として中性脂肪の吸収は阻害される。 * ナトリウム排泄を促進し、血圧を下げる傾向をみせる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GLP-1」の詳細全文を読む
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