|
日産・HRエンジンは、日産自動車およびルノーのガソリンエンジンの系列である。QGエンジンの後継として、2000年代半ばから生産している小型乗用車・商用車に搭載されている。 ==概要== 基本的に日本国内で販売している車種にはHR15DEが搭載され、HR16DEは日本国外で販売している車種に搭載されるが、日本で販売されるK12型日産・マイクラC+C(英国工場で生産)と、日産・ティーダラティオの教習車モデル、日産・ノートのマニュアルトランスミッション車にHR16DEが搭載されている。 2006年12月、改良。カムシャフトの鏡面加工仕上げやCVTCの作動角の拡大、オルタネーターへの回生機能の付加などによって、従来型よりもエネルギー効率を向上させた上で、従来型を搭載する一部の車種に採用される〔日産自動車 NEWS PRESS RELEASE (2006/12/25) 〕。 2009年4月、改良。エンジン本体および組み合わされるエクストロニックCVTの制御の見直しによってさらに燃費を向上させ、従来型を搭載する一部の車種に採用される〔日産自動車 NEWS PRESS RELEASE (2009/04/22) 〕。 2010年3月にタイで販売開始されたマーチに直列3気筒エンジンのHR12DEが搭載された〔THE LAUNCH OF ALL-NEW NISSAN MARCH 〕。また、2011年にはアイドリングストップ機構とスーパーチャージャーを追加した直噴ガソリンエンジン・HR12DDRが追加されることがアナウンスされ〔日産自動車、欧州で新型グローバルコンパクトカー「マイクラ」を初披露 〕、欧州向けマーチ(マイクラ)に搭載された。国内市場では2012年発売の2代目ノートに搭載された。 2010年6月には量産車としては世界初のデュアルインジェクターを採用したHR15DEをジュークに搭載した。デュアルインジェクターは燃料噴射を1シリンダーあたり2本のインジェクターで行い、燃焼効率を安定させるものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日産・HRエンジン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nissan HR engine 」があります。 スポンサード リンク
|