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J-SH04(ジェイ エスエイチ ゼロ よん)は、シャープが開発した、J-フォンによる第二世代携帯電話端末製品。 == 概要 == J-SH03と同様の軽量コンパクトストレートボディに、デジタルカメラを端末本体背面に付けたモデル。現在普及しているカメラ付き携帯電話の定礎となった(カメラの搭載だけで言えばVP-210が1年以上前に搭載していた)、所謂“写メール”の先駆けモデルである。 このカメラは、約11万画素CMOSで、右隣に自分撮り用のミラーが付いている。画像はJPEGで記録され、「ロングメール」でのパソコンへの送信や、端末と同時にJ-フォンから発表された「カラーモバイルプリンタ」でプリントアウトできる。 液晶は、J-SH03と同じ256(=28)色のカラー液晶であるが、若干大きくなっている。ただし、同日発表の折りたたみ端末であるJ-SH05には、より大型で約65536(=216)色のTFT液晶が使われており、表示画像の画質では劣る。 着信メロディは、自作も含めてFM音源16和音に対応している。カラオケコンテンツの再生にも対応している。 交換機の都合でステーションを提供できなかった東北・中国・四国エリア向けには、本機からステーション機能を省いたJ-SH04sが供給された。 後の携帯電話の技術に重要な成果をもたらしたとして、2014年に国立科学博物館の未来技術遺産に登録された〔国立科学博物館、写メール初号機「J-SH04」を未来技術遺産に登録 - ケータイ Watch 2014年8月26日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「J-SH04」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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