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株式会社ジャパン・モバイルキャスティング（''Japan Mobilecasting, Inc.''）は、移動受信用地上基幹放送の基幹放送局提供事業者である。 == 概要 == 地上アナログテレビ放送停波後のVHF-high帯の周波数（207.5 - 222MHz）を利用して全国放送をする、携帯電話端末向けマルチメディア放送の送信業務を行う会社として設立された、NTTドコモグループmmbiの100%子会社である。略称はJモバ。 なお、「Jモバ」または「ジェイモバ」は、ジャパン・モバイルキャスティングの登録商標（商標登録第5383095号、第5386715号、第5386716号、第5386717号、第5405745号）である。 マルチメディア放送は、当初、株式会社マルチメディア放送が移動受信用地上放送の放送事業者として認定されたものの、2011年の放送法の全面改正〔平成22年法律第65号による改正の平成23年6月30日施行〕において移動受信用地上基幹放送の事業者はハード（送信設備）とソフト（番組）を分離することとされた。 このため、「演送分離」を行う必要から〔事業スキームと設備構成 Jモバ〕同法施行を前に会社分割により新設された。 この直後、株式会社マルチメディア放送は社名をmmbiに変更した。 Jモバはサービス名をモバキャス（商標登録第5463115号、第5477840号、第5477858号、第5478072号、第5478073号、第5478074号、第5478075号）とし、2012年4月からmmbiのマルチメディア放送（サービス名はNOTTV）を開始した。 しかし、マルチメディア放送に新規参入する事業者が無く、参入企業の拡大を促進するため条件を緩和したが、これを受けたのは既存のテレビジョン放送の事業者5社で、総務省も移動受信用地上基幹放送でテレビジョン放送ができるもの〔蓄積型放送を実施しなくても可とすること〕とした〔平成25年総務省告示第441号による基幹放送普及計画改正〕 〔『NHK年鑑2014』p.10 第1部2013年度の動き 第1章放送界の動き アナログ放送終了後のVHF帯第4項（NHK放送文化研究所）〕。 2015年4月からは計6波のテレビジョン放送を開始したが、NOTTVの契約数は伸び悩み、11月27日に2016年6月30日をもってNOTTVとテレビジョン放送を終了し、モバキャスも同時に終了すると発表した〔「NOTTV」サービス及び「モバキャス」サービスの終了について Jモバ NEWS 2015年11月27日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ジャパン・モバイルキャスティング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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