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JT-60[じぇいてぃー60] JT-60 (JTはJAERI Tokamak、60は計画当初のプラズマ体積60立方メートルから〔http://www.jaea.go.jp/14/back/no110.html〕)とは日本の磁場封じ込め型核融合実験装置である。日本原子力研究所(後に日本原子力研究開発機構)が1985年から運用している。当時最高水準の核融合積(温度・密度・閉じ込め時間の積)を樹立した。 )〔http://www-jt60.naka.jaea.go.jp/figure-J/html/figure_jt60_3.html〕 == 概要 == JT-60はトカマク型でD型の断面で欧州のJETに似ている。実験結果はITERに反映されている。 1998年、重水素プラズマで良好な成績を収めた。JT-60ではトリチウムは使用していない。トリチウムを使用した場合、投入エネルギーと発生エネルギーの比(Q)は1.25になることが予想される。核融合反応の持続にはQは1よりもはるかに大きい値が必要である。 2006年、5月9日原子力機構は28.6秒プラズマの持続に成功したと発表した。2004年の16.5秒の記録を塗り替えた背景には安定した磁場を作るために用いたフェライト部品の貢献がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JT-60」の詳細全文を読む
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