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Ja,Zoo : ウィキペディア日本語版
Ja,Zoo[や ずー]

Ja,Zoo』(ヤ・ズー)は、日本アーティストhideの3枚目のアルバム。2008年12月3日にSHM-CDとして再発売された。
== 概要 ==
hideの死後発売されたアルバム。急逝後のシングルが大ヒットを記録したこともあり、hideのソロワークとしてはシングル・アルバム含め最大の売り上げとなっている。オリコンでの累計売上は、X JAPAN時代を含めても最大セールスである。
タイトルは「日本人(Japanese)」と、収録曲の仮タイトルに動物の名前が多かったので「動物園(Zoo)」の2つのキーワードを合わせた造語である。ジャケットのデザインやタイトルの読みを"ヤ・ズー"としたのは『ガリバー旅行記』の「ヤフー(yahoo)」(人間に似た愚かな動物)に由来する。収録曲数の10、収録時間の58分28秒は「平成10年5月2日」を表す。これはI.N.A の『平成10年5月2日を忘れないでほしい』という願いが込められている。収録時間の調整に使われたため、10曲目の「PINK CLOUD ASSEMBLY」が異様に長くなっている。
構想段階の話ではあるが全13曲の予定であった。曲の一つ「コギャル」は歌を録音していないだけ〔ライナーノーツには「『FISH SCRATCH FEVER』の最後に少しだけ入れた。」と記載されているが、正しくは『memo4-RAP』(仮)である。〕で、I.N.A曰く「かっこいい曲」。hideの歌としての音源化は不可能だが、カバー曲としてライブで歌われており『1998 Tribal Ja Zoo DVD』には収録されている。
その後、「コギャル」は本アルバム収録当時に残されていたデモ音源を元に、生前に発表された曲からバック音源を取り除いたボーカルトラックを使用し、歌詞に合わせてボーカロイドの様に1音1音を繋ぎ合わせ、それでも足りない部分を現時点でまだ未公表とされているYAMAHAのボーカロイドの新技術を採用し完成され、2014年12月10日にhide生誕50周年記念アルバム『子 ギャル』として発売された。これにより完全に幻の曲は「ZOMBIE'S ROCK」のみとなった。なお、この曲はタイトルしか判明していない謎の曲で、デモすら遺されていない完全にhideの頭の中にだけ存在していた作品のため、音源化は不可能とされる。子ギャルのブックレットの最終ページにはJa,Zoo is complete.と記載されている。(hide手書きのトラックリストも記載、順番は1998年にリリースされたものとは異なる。)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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