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KVH株式会社(英文社名:''KVH Co., Ltd.'')は、東京都港区に本社を置き、アジア太平洋地域に展開する外資系のIT/通信サービス会社である。 == 概要 == 1999年、KVHテレコム株式会社としてアメリカのフィデリティグループによって設立。自前の光ファイバー網、データセンター、クラウドサービスなどのマネージドITサービスを統合した「情報デリバリ・プラットフォーム戦略」に基づき、ITとネットワークを統合したソリューションを国内外の法人向けに提供している。顧客は、2,000社を超え、金融、メディア、製造、サービスプロバイダーなどの分野にわたる。KVHの光ファイバーネットワークはフラットな設計で、拠点間を中継するネットワーク機器の階層数を最少化し、東京、大阪など大都市圏で低遅延のネットワークを実現する。 アジアの拠点として設立されたKVHは、東京に加え、大阪、香港、上海、シンガポール、シカゴ、ニューヨーク、シドニー、ソウル、釜山にPoP(Point of Presence:ネットワーク接続設備)を構え、シームレスなグローバルITサービスを提供している。金融業界における豊富な利用実績があり、東京、シカゴ、オーロラ、ニューヨーク、シンガポール、香港、上海、ソウル/釜山、シドニーなどアジア太平洋地域および米国の主要金融都市間を接続する低遅延ネットワークを提供している。日本における高頻度取引市場を支えるパイオニアとして、19以上のアジアの取引所を通じて、取引をサポートしている。 2012年5月16日に、東瀬エドワード氏がKVHの代表取締役社長兼CEOとして就任。〔“KVH To Appoint Edward Higase As President, Chief Executive Officer And Representative Director”, May 8, 2012, Mondovisione http://www.mondovisione.com/media-and-resources/news/kvh-to-appoint-edward-higase-as-president-chief-executive-officer-and-represent/〕 2014年11月、関連会社であるColt Group S.A. (ロンドン証券取引所:COLT)がKVHを買収した。〔"データセンター事業者の英ColtがKVHを買収、どちらもフィデリティ子会社", November 12, 2014, ITpro, http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/111201876/〕 日本国内でのチェックが甘いため、迷惑電話・ワンクリック詐欺などの受付用電話としても利用されている。 日本の通信会社とは違い、倫理観に基づくチェックは行っていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「KVH」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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