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LUMIX(ルミックス)は、2001年より販売しているパナソニック製デジタルカメラのブランド。 == 概要 == 1997年から2000年までは、系列会社である松下寿電子工業(パナソニック四国エレクトロニクス→現パナソニック ヘルスケア)の開発、製造による「COOLSHOT」ブランドにてデジタルカメラを販売していたが、他社に比べてシェアの差を開けられていた。 その後、デジタルカメラが本格的に普及、フィルムカメラに取って代わるほどの勢いに達しようとしていた実状を見据え、2001年にパナソニックは新ブランドLumixでの本格的なデジタルカメラへの参入を決断し、そのフラグシップ機として「DMC-LC5」、およびウルトラコンパクトサイズの普及機「DMC-F7」を2001年11月にリリースした。当時パナソニックはデジタルカメラの製造においては後述するライカ社の技術協力を必要としていたが、デジタルカメラの部品の中で最も高価なパーツであるCCDイメージセンサを内製しており、その点においては優越的地位にあった。 LUMIX最大の特徴としては独ライカとの提携による、ライカのライセンス許諾を受けた高性能レンズの搭載が挙げられる。以前からデジタルビデオカメラの分野で提携を行っていた松下とライカが、デジタルカメラ分野でも提携を行い、レンズの共同設計とライカの認定を受けたレンズ製造を行なうことで、デジタルカメラに最適なレンズを作り出している。現在ではライカのライセンス許諾を得た「DCバリオ・ズミルックス」「DCバリオ・ズミクロン」「DCバリオ・エルマリート」、エントリー製品向けに「DCバリオ・エルマー」「DCバリオ・ズマリット」、ライカブランドを冠していない「ルミックスDCバリオレンズ」が使われている(それら以前にも、パナソニックフォトライティングがライカミニをOEMで供給していた)。 2002年秋からは独自開発の映像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」が「DMC-F1」と「DMC-FZ1」に初搭載され、高速な画像処理を行いながら、一層の高画質を実現した。 2005年には、オリンパスと米コダックの提唱したフォーサーズシステムに賛同、オリンパスとフォーサーズシステム規格のデジタル一眼レフカメラの開発を行うと表明した。2006年2月に開催されたアメリカ最大の写真ショーPMAにて、その第1号機「DMC-L1」が発表され、7月22日に発売された。ヴィーナスエンジンなどこれまでの製品開発で培ってきた技術が生かされており、レンズ開発ではライカの協力が得られた製品が出される(前述のPMAでの発表では、ライカのフォーサーズ・システム規格への賛同発表も行われている)など、様々な点で注目を集めている。 2008年にはオリンパスと共同でフォーサーズシステムの拡張規格である、マイクロフォーサーズシステムを策定、その第1号機「DMC-G1」を発表した。2011年後半からは「DMC-FX90」を筆頭にWi-Fi機能を搭載したモデルも展開されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「LUMIX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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