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Monacoin(モナーコイン)とは、日本の巨大掲示板サイト2ちゃんねるのソフトウェア板で、Mr.Watanabe(わたなべ氏、2chpool ◆bzJIFpVqts)によって開発されている日本初〔"特集 ビットコイン 国家に突きつけた挑戦状" 日経ビジネス 2014.4.21 p.34〕の暗号通貨である。暗号通貨については「Bitcoin」を参照。通貨単位表記は「MONA」。 == 概要 == Litecoinなどの採掘プール「2chpool」を運営していたわたなべ氏が、2013年12月23日にβ版をリリースするが、すぐにリセット〔ブロックチェーンのやり直し。一度公開された暗号通貨は開発者にも止めることはできない〕を決定。12月30日に新Monacoinの公式アナウンスを行い、2014年1月1日0時0分(UTC)に正式リリースされた。 ウォレット(財布)と呼ばれるクライアントプログラムを実行し、Monacoinネットワークに参加する。P2P通信なので管理者は存在しない。 Litecoinをベースにしていて、ブロックアルゴリズムはLyra2REv2(450,000ブロック以前はScrypt)。1ブロックにつき50 MONAのBlock Reward(採掘者に対する報酬)が与えられ、ブロックが生成される時間はおよそ90秒。発行量の上限は1億512万MONA〔当初のアナウンスでは1億6800万MONA〕である。Premine(開発者による事前採掘)はない。 当初のdifficulty再設定間隔は2,400ブロックごとだったが、2014年3月10日の公式クライアントのアップデート〔Monacoin-qt 0.8.6.2〕で80,000ブロック移行のDifficulty retarget(difficultyを再設定する算出方法)に「KGW」が採用され、間隔が1ブロックごとに仕様変更された。2014年3月18日、80,000ブロックに達した。その後、KGWの致命的な欠陥が指摘されるようになり、Monacoinも2014年5月2日のアップデート〔Monacoin-qt 0.8.7.0〕で140,000ブロック以降のDifficulty retargetを「DigiShield」に変更することになった。2014年5月19日、140,000ブロックに達した。 名前の由来となったのは2ちゃんねる発祥のAA「モナー」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Monacoin」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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