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ニコンの全天候カメラ製品一覧は、日本光学工業/ニコンの発売してきた銀塩フィルムを使う全天候カメラ〔『ニコンの世界第6版』p.16。〕〔『ニコンの世界第6版』p.258。〕〔『新ニコンの世界第9版』p.33。〕〔『ニコン党入門p.226。〕の一覧。生活防水ではなく、水中での撮影に対応したカメラ、つまり、ニコノス(''NIKONOS'' )シリーズを扱う。 小雨程度なら耐えられる防水機能、いわゆる生活防水機能を持つカメラは特に珍しくない。また本格的な水中撮影を可能とする防水ケースが用意されているカメラも古くからあり、日本光学工業でも1956年5月ニコンS2用に防水ケース「ニコンマリン」を発売していた〔『レンジファインダ−ニコンのすべて』p.171。〕。しかしカメラ本体で数十mの水深での撮影に耐えられるものは少なく、防水ケースも非常に嵩張りかつ重く、またカメラ操作や使用レンズにかなり制限がある。ニコンには50m防水と本格的な防水機能を持つレンズ交換式のカメラ「ニコノス」があり、悪天候時の取材や滝壺等の撮影、海辺やスキー場など屋外レジャーに利用され、ダイバーたちに愛用され、水中カメラのシェアでは一時圧倒的なシェアを持っていた〔。しかしフィルムカメラである以上フィルムの交換は空気中でしかできず、撮影枚数の制限が緩やかなデジタルカメラの高性能化に伴い生産終了した。 == ニコノスシリーズ == 135フィルムを使用し24×36mm(ライカ)判のレンズ交換式カメラ。水中撮影が可能なカメラとしては唯一といっていいシステムカメラであり、スピードライトや接写装置など豊富なアクセサリーが揃っていた。またニコン純正以外のアクセサリーも存在した。 現在ではすべて生産終了となっている。Oリングが経年劣化のため水中撮影能力がなくなっている個体が多い。また2001年12月まで販売していたニコノスV以外の修理はかなり困難である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニコンの全天候カメラ製品一覧」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nikonos 」があります。 スポンサード リンク
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