|
オブイェークト279()は、1957年(1955年説もあり)に開発されたソビエト連邦軍の試作重戦車である。IS-4重戦車を設計したL.S.トロヤーノフ技師のチームにより開発された。 == 概要 == 1950年代、ソ連軍の装備する重戦車としてはT-10が大量生産されていたが、ソ連軍内では更なる新型戦車の開発プランが進行していた。 *T-10の改良型(オブイェークト266) *IS-7とT-10の長所を掛け合わせた重戦車(オブイェークト277) *130mm砲とハイドロマティック自動変速機を備えた高速重戦車(オブイェークト770) *核戦争下での活動を考慮した重戦車 などである。 これらのうち「核戦争下での活動を考慮した重戦車」として開発されたものが、オブイェークト279である。 結局本車は構造が複雑でコストが高すぎるのがネックとなり採用には至っていないが、試作車1輌がクビンカ戦車博物館に現存する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オブイェークト279」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Object 279 」があります。 スポンサード リンク
|