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OmegaTは、Javaで記述されたコンピュータ翻訳支援ツールである。2000年にKeith Godfreyにより開発され、現在はDidier Brielらにより開発が進められている、自由に使える、改変できるソフトウェアである。 OmegaTはプロの翻訳者向けに開発されている。主な機能の特徴として、正規表現を用いたカスタマイズ可能な分節化、参考訳文としての参照や訳文の蓄積が可能な翻訳メモリ、用語集や辞書ファイルの参照、Hunspell スペルチェック辞書を用いたインラインでの綴り確認機能などがある。 OmegaTはLinux、Mac OS X、Windows(98 SE以降)上で動作し〔http://www.java.com/ja/download/help/5000011000.xml〕、Java 1.5を必要とする(3.0以降はJava 1.6)。27の言語環境で使用可能である。2010年の調査によると〔http://www.translationtribulations.com/2010/07/results-of-june-translation-tools.html〕、プロの翻訳家458人のうち、Wordfast、Deja Vu、MemoQユーザー数の1/3、また最も利用されているTradosユーザー数の1/8がOmegaTを使用している。 == 歴史 == OmegaTは2000年にKeith Godfreyにより開発された。 当初はC++で記述されていたが、2001年2月〔http://accurapid.com/journal/23linux.htm〕の最初のリリース版以降は、Javaで記述されている。この版では翻訳メモリにプロプライエタリな翻訳メモリ形式を用いており、整形されていないテキストファイルとHTMLファイルの翻訳と、ブロック単位の(つまり文単位でなく、段落単位の)分節化だけが可能であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OmegaT」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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