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PaplesWebは日鉄日立システムエンジニアリングが開発・発売している ''Paplesシリーズ''の主力製品で、1992年に発売されたソフトウェア。製品の種別としては電子帳票システムだが、電子帳票システムの大きな特徴である帳票の電子保存機能以外にも、帳票作成・帳票出力などの機能も有し、帳票基盤システムをワンパッケージで構築することが可能な製品。 現在のPaplesWebのバージョンは2.6である(2011年3月現在)。 2015年に多言語による帳票作成・管理やWindowsタブレットからの閲覧・操作に対応したPaples5の本格販売も開始されている。 == 特徴 == 大きく分けて以下の5つの機能を有する。 *電子保存 *:メインフレームやオープンシステム等、上位のシステムから出力された帳票をPaplesWebサーバに取込み、独自形式で保存される。保存された帳票はWebブラウザから閲覧し、高速検索・自動配信・帳票のデータ活用等が可能。また、WORD・EXCEL・PDF等の文書ファイルのアーカイブを行うことも可能。 *帳票設計(PaplesReports) *:RDBやCSV形式のデータを取込み、GUI画面の操作で罫線や文字、バーコード等の入った帳票をプログラムレスで設計。作成された帳票は、PaplesWebサーバで管理され、閲覧・検索・加工・データ抽出などが可能。 *帳票出力 *:上位側システムの帳票出力JOBが終了した時点で、予め設定されたプリンタへの自動印刷を行う。併せて、両面印刷・ステイプル・仕切り紙の挿入等の操作も可能。また、FAXサーバシステムと連携して取引先などへ自動FAX送信環境を構築することも出来る。 *帳票管理 *:フォルダや帳票ごとに各種権限を設定し、文書のセキュリティ管理を行う。アクセスログ管理機能で「誰が・いつ・どの文書を操作したか」が確認でき、利用されていない帳票の判別や企業の内部統制対応にも活用可能。 *帳票活用 *:帳票を業務活用する様々な機能を有する。自動PDF化メール添付配信による請求書や給与明細の配布機能やミルシート、レシピ表など画像やPDF保管されたデータとシステム出力された製造指図書などの帳票との紐付管理機能や重畳印刷機能、取引先とWeb上で帳票共有し電子検印やメール通知による簡易ワークフロー機能など様々な業務適用が可能。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PaplesWeb」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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