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RC2[あーるしー2]
RC2 は1987年にロナルド・リベストが設計したブロック暗号。"RC" は "Ron's Code" または "Rivest Cipher" の略。リベストの設計した他の暗号として RC4、RC5、RC6 がある。 == 概要 ==
RC2 の開発資金は、Lotus Notesソフトウェアの一部として輸出可能な独自の暗号を探していたロータス社が資金提供した(輸出以前にNSAの評価が必要だった)。NSA はいくつかの修正を示唆し、リベストはそれを取り入れた。さらなる交渉の末、この暗号は1989年に輸出が許可された。RC4と同様 40ビットのキーを持つ RC2 はアメリカ合衆国の暗号輸出規制の中では重宝された。 当初、アルゴリズムの詳細は秘密とされたが(RSAセキュリティが権利を保有)、1996年1月29日、RC2 のソースコードが匿名でネットニュースの sci.crypt にポストされてしまった。似たような機密開示は RC4 で既に発生していた。ポストした者が仕様にアクセスする権限を持っていたのか、リバースエンジニアリングでソースを作成したのかは不明である。 RC2 は 64 ビットブロック暗号で任意長の鍵が可能である。18ラウンドの変形Feistel構造で、うち 16 ラウンドが1つのタイプ(''MIXING'')、2ラウンドがもう1つのタイプ(''MASHING'')である。MIXING ラウンドは 4 種類のMIX変換から構成される。 RC2 は 234 個の選択平文を使った関連鍵攻撃に対して無防備である(Kelsey 他、1997年)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「RC2」の詳細全文を読む
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