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REBOL
REBOL は、データ交換言語であり、通信や分散処理に特化したプログラミング言語である。''Relative Expression Based Object Language'' の略。設計者カール・サセンラスはこれをメッセージング言語と呼び、「REBOL の主なアイデアは、サーバ、クライアント、その間の通信やそれらのストレージで使える言語にするというものであった。REBOLの能力は、プログラミング言語の概念とメタデータ言語の概念を統合したことに由来する。REBOLの究極の目的は、インターネット上のあらゆる機器間で情報がどのように格納され、交換され、処理されるかを表す新たなアーキテクチャを提供することである。すなわち、人間と機械の間の情報の意味論的交換に使われることを意味する」と述べている。 == 歴史 == 1997年にリリースされたREBOLは、カール・サセンラスが20年に渡って設計したものである。サセンラスは AmigaOS の主要アーキテクトであり、REBOLの設計にあたっては、表示的意味論の知識に基づいて、LISP、Forth、LOGO、Self といったプログラミング言語の概念を利用した。 REBOO/Command は2000年9月にリリースされ、暗号化機能、ODBCアクセスなどが追加されている。REBOL/View は2001年4月にリリースされ、グラフィックス機能が追加されている。2001年8月にリリースされた REBOL/IOS は、拡張可能な共同作業環境である。2002年12月には、ソフトウェア開発キットがリリースされた。 2012年9月、R3(REBOL 3)オープンソースとして公開されることが発表される。2012年12月には、安定版がリリースされた〔。ライセンスはApache License 2.0〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「REBOL」の詳細全文を読む
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