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RS-18[あーるえす18]
RS-18はロケットダインが開発したアポロ月着陸船の月着陸船用上昇エンジンから発展したロケットエンジン。自己着火性の出力を加減できないエンジンだったが、液体メタンと液体酸素を推進剤とし、2008年にNASAの Exploration Systems Architecture Study (ESAS)試験のために使用された。 == 開発 == 2005年にNASAExploration Systems Architecture Study (ESAS)は乗員輸送機(CEV)月面着陸モジュール(LSAM)上昇段推進とサービスモジュール推進システムに圧送式液体酸素/液体メタン(CH4)技術が承認された。 LOX/液体メタン CH4のような"グリーン"推進剤の使用は、上昇段やサービスモジュールのエンジンのような宇宙船の用途において安全性と、同じ大きさの自己着火性推進剤による推進装置の性能を兼ね備えている。月面着陸機上昇段に使用する場合、現在の設計よりも大型化するモノメチルヒドラジン(MMH)や四酸化二窒素 1,000 - 2,000 lbm (450 – 910 kg)よりも体積を抑えることが出来る〔液体酸素/メタンの推進剤の方が比推力が大きい〕。 上昇段用のエンジンにおいてESASで認証された推力の水準は5,000 - 10,000 lbf (22 - 44 kN)。 推力5,500 lbf (24,500 N)の上昇エンジン技術の為に自己着火性推進剤または液体酸素/液体メタンの鍵となる技術的危険性を排除するために推進と低温先進開発(OCAD)計画がNASAのグレン飛行センターで実施されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「RS-18」の詳細全文を読む
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