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Second Life(セカンドライフ)は、3DCGで構成されたインターネット上に存在する仮想世界(メタバース)である。ユーザーはバーチャルな世界で好みのアバターになり、現実の世界とは異なる生活を送ることができる。運営は、アメリカのサンフランシスコに本社を置くリンデンラボ(Linden Lab) 社が行っている。略称はSL。公式サイトでは、「ユーザーによって創られた、インターネット最大の3D仮想世界」、「出会う人がみんな実在の人物のように見え、訪ねる場所はすべて、あなたとまったく同じような人によって構築されている 3 次元の世界」と紹介されている。 == 概要 == セカンドライフは、利用者がアバターを作り、推奨されたパソコン〔と専用ビュワーを用いてインターネットでアクセスする、コンピュータ・グラフィックスで構築された仮想世界であり、以下のようなことが可能。 * デジタルコンテンツの制作:セカンドライフでは、アバター、景観、建物、ファッションからありとあらゆるものがユーザー主導で制作されている(User Generated Content)。無料又は安価な素材・パーツも豊富。それらの制作物の著作権が認められており、マーケットプレイスで2,770,260商品が販売されている(2015年1月17日現在)。セカンドライフの行き先ガイドには2,233箇所が登録されている(2015年1月17日現在)。各種のレースやRPGを目的とする SIM もある。 * コミュニケーション:アバターと文字チャット、音声チャット、アニメーションなどを使うことでFace to Faceに近いコミュニケーションが可能。一対一のデートから、複数の SIM を利用した100人を超える集会やコンサートで参加者と双方向コミュニケーションすることも可能。セカンドライフでは世界各地でコンサート、ダンスショーからセミナー、研究集会まで実に多くのイベントが催されている。 * 社会活動シミュレーション:このほかユーザーはさまざまな社会活動に個人レベルからでも挑戦し体験でき、場合によっては仮想世界又はオンライン環境ならではの新しいビジネスを始めることも可能。カフェやダンス系クラブを営業して住民と交流したり、自分が作ったコンテンツを販売したり、ライブハウスで自分の演奏やダンスを発表したり、自分の特技や夢を生かした教室を開いたり、画廊、博物館、テーマパーク、ショッピングモールを運営したり、コミュニティ放送局、障がい者支援活動などさまざまな活動やビジネスが営まれている。そのような活動で得たセカンドライフ内の仮想通貨は現実通貨に換金することもできる。 オンラインゲームとみなされることが多いが、通常のMMOと異なり、経験値を貯めたり、運営会社が定めた特定の目的を達成する必要はない。規約に違反しないかぎり何をするのも自由な世界である(迷惑行為や不法行為などは規約違反)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Second Life」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Second Life 」があります。 スポンサード リンク
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