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Sylpheed(シルフィード)は、Linux、BSDなどのPC-UNIX上、及びWindows上で動くオープンソースの電子メールクライアント〔。開発者は山本博之 〔〔〔〔〔。 == 概要 == 大学在学中にLinuxを使い始めた山本が、実用レベルで使える電子メールクライアントがなかったことを理由として大学4年生のときに開発をはじめた。3ヶ月後の2000年(平成12年)1月にバージョン0.1をリリース〔。Sylpheedの機能に関してはBecky!などの既存の電子メールクライアントを参考に実装された〔。最初に入社した会社 (株式会社グッデイ) やその次の会社 (後述するSRA OSS) でも開発を全面的に支援していたと述べている〔。 Sylpheedは2000年(平成12年)より、長らくLinuxを中心とするPC-UNIX上で開発され、発展を遂げてきた。バージョン1.0未満から1.0.5までは、GTK1のライブラリを利用して開発されてきたが、1.9.0以降からはGtk2のライブラリを利用するようになり、現在デスクトップ環境として広く使われているGNOMEとの親和性、アンチエイリアスによるフォント品質の向上などが計られている。ライセンスはGNU GPLを採用している〔。 バージョン1.0.x時代にもGtk2のライブラリを使ったものがあった (sylpheed-gtk2) が、現在は、その成果がSylpheed本家に取り込まれたため、sylpheed-gtk2は開発を終了した。 Windows版については、バージョン1.0未満のバージョンでは別作者によるものがあったが〔、バージョン2.1.3からは山本によるバージョンが提供されている。正式リリース版としては2.2.0以降となる〔。 2006年(平成18年)9月6日には、SRA OSSがSylpheedの開発を全面的に支援することを発表。SRA OSSは山本を雇用し、自由にSylpheedの開発ができる環境などを作った〔〔〔。山本は同社でSylpheedのコアライブラリを独立させたLibSylphプロジェクトに携わることとなる〔〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Sylpheed」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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