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U-COSMOS(ユー コスモス)は、日本のプロレス団体であるUWFが1989年11月29日に東京ドームで開催したプロレス興行の大会名である。 == 概要 == * 日本の企業メガネスーパーがメインスポンサーとなって開催されたため、大会名の正式名称は「メガネスーパーPRESENTS U-COSMOS」となっている。当時のUWF人気の高さもあって、当日は6万人の観衆を集めた。 * 場内には、バックスクリーンのオーロラビジョンの他に2基の大型スクリーンを設置。全国9個所でクローズド・サーキットによる生中継も行われ、延べ1万人が観戦した。 * 会場アリーナ席後方に一段高くなった客席を設けたが、雛壇ではなかったため、観客が立ち上がってしまうと後方の席はリングが全く見えなくなってしまうという弊害もあった。 * 当初モーリス・スミスの対戦相手は、船木優治(現:船木誠勝)が予定されていたが、腕の骨折で鈴木みのるに交代。この試合で手酷いKO敗北を喫した鈴木は後に参加したパンクラスのリング上で、スミスとの再戦をアピール。1993年11月のパンクラス神戸大会で無謀にもキックボクシング・ルールで対戦し、再びKO負けする。1994年5月の武道館大会で再々戦が実現。腕ひしぎ十字固めで勝利した。また、船木も1992年10月の藤原組の東京ドーム大会でスミスと対戦。結果はドローに終わったが、鈴木の2度目の敗戦を受けて1993年11月の全日本キックの東京ベイNKホール大会で再戦し、裸絞めで勝利した。 * ちょうど同じ日に全日本プロレスが「世界最強タッグ決定リーグ戦」の札幌大会を開催しており、ジャイアント馬場&ラッシャー木村VS天龍源一郎&スタン・ハンセンの公式戦で、馬場が天龍のパワーボムでフォールされ、馬場が日本プロレスでエースになって以降はじめて日本人選手にフォールされるという歴史的な日となったが、取材陣がみんなU-COSMOSに流れていて札幌で取材できたマスコミは数えるほどだったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「U-COSMOS」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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