翻訳と辞書 |
UClibc
uClibc は、組み込みLinux向けの小型標準Cライブラリである。uClibc は、メモリ管理ユニットを必要としないマイクロコントローラに対応したμClinux 向けに開発された("u" は「マイクロ」を意味する μ のローマナイゼーションである)〔 uClibc naming 2008年2月10日閲覧〕。 プロジェクトを創始したのは Erik Andersen。他の主なコントリビュータとして Manuel Novoa III がいる。GNU Lesser General Public License でライセンスされており、フリーソフトウェアである。 == 特徴 == uClibc は、一般的なLinuxディストリビューションで使用している GNU Cライブラリ (glibc) よりずっと小さい。glibc はフル機能を実装し各種ハードウェアやカーネルに対応しているが、uClibc は組み込みLinuxに特化している。また、メモリ使用量を抑えるために機能単位で有効化/無効化が可能である。 uClibc は標準のLinuxにもMMUのないシステムにも対応している。Intel 80386、AMD64、ARM(両エンディアン対応)、AVR32、Blackfin、h8300、m68k、MIPS(両エンディアン対応)、PowerPC、SuperH(両エンディアン対応)、SPARC、v850 といったプロセッサに対応している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「UClibc」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|