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国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団(こくさいれんごうアフリカれんごうダルフールはけんだん African Union / United Nations Hybrid Operation in Darfur,UNAMID)は国際連合とアフリカ連合が共同で行なっている平和維持活動。ダルフール紛争に伴うものであり、2007年7月31日の国際連合安全保障理事会決議1769に基づき設立された。アフリカ連合ダルフール派遣団(AMIS)を引き継ぐものである。 == 概要 == ダルフール紛争においては2004年よりアフリカ連合による平和維持軍であるAMISが派遣されていた。AMISは7,000名以上の規模となったが、実効的な成果は少なかった。2006年には国際連合安全保障理事会決議1706により、国際連合スーダン派遣団(UNMIS)をダルフールにも展開することが決議されたが、スーダンの反対により展開はなされなかった。2007年には資金面の問題によりAMISの活動が困難になりつつあり、アフリカ連合は国際社会に支援を求めた。これに応えて、2007年7月31日に安保理決議1769が採択され、国連とアフリカ連合合同の平和維持活動・国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団(UNAMID)が編制されることとなった。 UNAMIDの最大規模は兵員約19,000名を含む26,000名が承認されている。2009年5月時点の規模は兵員16,402名(うち文民警察官2,936名)、文民スタッフ970名、他に現地スタッフ2,147名、国連ボランティア344名などとなっている。 UNAMIDの任務は、必要な人員・機材・施設を保護し、自己の要員および人道支援活動に関わる安全を確保することと、和平合意の速やかな履行を支援し、市民を保護することにあった。UNAMIDは2007年12月末までにAMISより指揮権限を委譲されるスケジュールとなっていた。 2009年時点において、UNAMIDは活動中であるが、2008年7月31日の安保理決議1828ではさらなる機材の増強が要請されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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