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WASP-12b
WASP-12bは、惑星の通過を観測するスーパーWASPプロジェクトでWASP-12の周囲を公転しているのが発見された太陽系外惑星で、ホットジュピターである。2008年4月1日に発見が公表された〔。親星から非常に近い軌道を公転しているため、半径は木星より79%大きいが、質量は41%大きいだけである〔。地球が太陽の周りを365日で公転するのと比べ、1日と少しで親星の周りを公転する。親星からの距離は地球と太陽の間の44分の1で、木星とほぼ同じ軌道離心率を持つ。 WASP-12から非常に近い軌道にあるため、潮汐力によって惑星は卵形に引き延ばされ、1年に10-7木星質量ずつ大気が親星にはぎ取られている〔.〕。この惑星自体も1000万年後には親星に吸収され完全に消滅するとみられる〔中日新聞 2010年5月23日付朝刊3面〕。いわゆる潮汐熱により、表面温度は2500K以上になっている。 == 関連項目 ==
* スーパーWASP
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WASP-12b」の詳細全文を読む
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