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WSBR ( リダイレクト:フォーミュラ・ルノー3.5 ) : ウィキペディア日本語版 | フォーミュラ・ルノー3.5
フォーミュラ・ルノー3.5(Formula Renault 3.5)とは、ヨーロッパの各国を転戦する形で開催されるフォーミュラカーレース選手権である。ワールドシリーズ・バイ・ニッサンなどを前身に持ち、2005年に初開催された。2015年シーズンをもってルノーのサポートが終了し、2016年からは「フォーミュラ3.5 V8」として再出発することになった。 自動車会社のルノー傘下のルノー・スポールによって主催され、一般に「ワールドシリーズ・バイ・ルノー」と呼称される選手権である。 ==概要== 2005年にワールドシリーズ・バイ・ニッサンとユーロカップ・フォーミュラ・ルノーV6とが合併して設立された選手権で、正式名称は“World Series Formula Renault 3.5”である。「ワールドシリーズ・バイ・ルノー」と呼称されることが多いが、「ワールドシリーズ・バイ・ルノー」はこの選手権の通称であると同時に、ユーロカップをかけたメガーヌトロフィー、フォーミュラ・ルノー(FIAでは「ワールドシリーズF/ルノーV6」に分類している)の両選手権を含めたイベント全体の名称でもある。 「フォーミュラ・ルノー」の名が用いられている他のシリーズとは異なり、このカテゴリはF3とF1の中間に位置付けられ、GP2等と同格とされる。使用される車体(シャシー)やエンジンなども他のフォーミュラ・ルノーで使用されるそれとは大きく異なる高性能なものが使用される。F3や他のミドルフォーミュラが成績によって自動的にスーパーライセンス発行の対象となるのに対し、従来本シリーズにはそのような規定が存在しなかったが、2007年より本シリーズのチャンピオンにも自動的にスーパーライセンスが発給されることになった。 このシリーズの出身でF1ドライバーとなった主な者は、初年度2005年のチャンピオンであるロバート・クビサが2006年途中にBMWザウバーからデビュー、2006年にスポット参戦し2007年はシーズン前半に参戦(その時点でランキング1位、最終的に5位)したセバスチャン・ベッテルは2007年にBMWザウバーからスポット参戦後にトロ・ロッソのレギュラーシートを獲得、2008年チャンピオンのギド・ヴァン・デル・ガルデは数年GP2で走った後に2013年にケータハムからデビュー、2012年シリーズ2位のジュール・ビアンキは翌2013年にマルシャからデビュー、2013年チャンピオンのケビン・マグヌッセンは翌2014年にマクラーレンからデビューしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォーミュラ・ルノー3.5」の詳細全文を読む
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