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WrestleMania ( リダイレクト:レッスルマニア ) : ウィキペディア日本語版
レッスルマニア
レッスルマニア(''WrestleMania'')は、アメリカプロレス団体WWEが主宰する、プロレス興行の名称。また、同興行を扱うPPVの名称でもある。WWEが主宰する興行(PPVを伴うものを特に「特番」と称する)の中で、年間を通じて最大のイベントである。
「WM」と略されることもある。
== 概要 ==
レッスルマニアとサマースラムサバイバー・シリーズロイヤルランブルを4大PPV(2002年まではキング・オブ・ザ・リングを入れて5大PPV)と呼ぶが、その中でもっとも伝統があり、重要度も高い(1985年の第1回大会は一晩で400万ドルもの収益を上げ、アメリカン・プロレスの歴史を塗り替えた記念碑的レスリング・イベントと位置付けられている〔ショーン・アセール、マイク・ムーニハム共著「WWEの独裁者-ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実」P79-85(2004年、ベースボール・マガジン社)ISBN 4583037880〕。また、9万3173人という大観衆を集めた1987年の第3回大会は、世界のインドア・スポーツのイベントにおける過去最高の観客動員数を記録している)。名実ともにプロレスの興行としては世界最大の大会である。
RAWSmack Downの両ブランドの区別が明確な時代のレッスルマニアのメインイベントは、世界ヘビー級王座戦であった。その年の1月のロイヤルランブルで実施された「ロイヤルランブル戦」優勝者の王座挑戦となる。ロイヤルランブルからレッスルマニアまでの間に実施されるRAW、Smack DownおよびPPV放送は、レッスルマニアに向けたストーリーが中心に組まれる。そのほかに完全2ブランド化が確立した年以降はランブル戦や特別試合を除き、RAWとSmack Downのブランド対抗戦も行われていた。また、オーナーのビンス・マクマホン自らが試合を行うのもレッスルマニア限定のカードとなりつつある。
2004年のWrestleMania XXより、大会前日にWWE殿堂(''WWE Hall of Fame'')の顕彰セレモニーが行われている。さらにその前の数日間レッスルマニア関連のミニアトラクション(ファンイベントのレッスルマニア・アクセス等)や式典が開催される。PPVの中でもこの興業のみ開催を招致する形を取っており、毎年開催を巡り数州が招致合戦を繰り広げている〔アメリカーナ2002年初夏号より〕。また、近年では2月に翌年のレッスルマニアの開催場所及び会場の発表を行っており、開催場所の州知事もしくは市長や、会場を本拠地としているNFLチームの選手等も出席する記者会見(プレス・カンファレンス)が行われている。
過去には開催時期は3月初頭〜4月初頭の間に行われた。現在は3月末から4月始めの日曜日に行われる。
開催前の時期に行われるハウス・ショー・ツアーでは、「Road to Wrestle Mania tour」というサブタイトルが付く。2005年2月4日・5日さいたまスーパーアリーナでのテレビショー日本公演でも、このサブタイトルが付いた。また、レッスルマニア前に開催されるPPV大会ロイヤルランブル及びエリミネーション・チェンバーには「ロード・トゥ・レッスルマニア」という宣伝文句も付加される。
近年、オーナーのビンス・マクマホンが、これ以後のレッスルマニアをすべて6〜8万人収容可能な巨大スタジアムのみで開催することを宣言し、WWEの本拠地であり、第1回・10回・20回と節目節目に行っていたニューヨークでは、「レッスルマニア30(2014年)までに、ニューヨークまたはその近郊にスタジアムが建設されなければ、ニューヨークでレッスルマニアは開催しない」と公に宣言している。
前述の通りWWEにおいて最も歴史があり、WWEの象徴ともいえる大会であるためWWEの放送では事あるごとにスーパースターの桧舞台、レスラーにとって最高峰の大会と表現されており、祭典と呼ばれることも多い。
事実、レッスルマニアに出場できる選手は限られており、ブレット・ハートショーン・マイケルズスティーブ・オースチンザ・ロックジョン・シナバティスタといったレッスルマニアのメインイベントに出場した何人もの選手がトップスターに上がっていることから、レッスルマニアのメインイベントに出場することがWWEにおいてトップに上った証と見られる場合もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レッスルマニア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 WrestleMania 」があります。




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