|
『XEXEX』(ゼクセクス)は、1991年に発表されたコナミ(→コナミデジタルエンタテインメント)の業務用横スクロールシューティングゲームである。 日本国内版と国外版ではゲームシステムが異なる。本項では特記なき限り日本国内版について解説する。日本国外版については、#日本国外版の節を参照。 2007年1月25日に発売されたPlayStation Portable用ソフト『沙羅曼蛇 ポータブル』に移植版が収録された。 == 概要 == 人類が惑星間飛行をも可能にした未来が舞台。最新鋭戦闘機「フリントロック」を操作して、地球に届いたテレパシーに従い謎の生命体「フリント」を惑星「イースクウェア」まで連れて行くことがプレイヤーの目的となる。 『グラディウスII』スタッフ制作の完全新作シューティングということでアーケードゲーム雑誌『ゲーメスト』では発売前から特集が組まれるなど、注目度が高かった。 ゲーム中のグラフィックは、当時にしては珍しい半透明合成をはじめ、拡大縮小回転処理とラスタースクロールによる立体的な表現が多用された。これは特殊チップの使用によるものとされていたが、後に開発者がかなりの部分をソフトウェア処理でカバーしていることを明かしている。実際は、1面、3面、7面の奥側の背景の一部は、カーレースゲームの路面を疑似3D表示するための専用ICのプロトタイプを使用していた。 本作は、当時のコナミのシューティングゲームとしては珍しく「2周エンド」である。 デモの声は、イレーネ姫を島本須美が担当していることは公表されており、インストカードにも声優名が明記されている。島本がクラウスおよびパワーアイテムを取得した時の声、ランキングに出てくるおみくじの声などのその他のゲーム内の声も担当していると噂されたが、2011年9月22日に発売されたKONAMI SHOOTING COLLECTION(LC2039-2048)のライナーノーツで公式に否定された。 ランキングでは、ネーム入力後神社からデフォルメされたフリントが出現し、おみくじを引くというシチュエーションで一風変わっている。なおおみくじには「ハズレ」「中吉」「大吉」の3種類のどれかが決められる。 タイトルの意味及びフリントの謎はエンディングで明かされる。さらにその後のスタッフロールでは自機、フリント、敵などのキャラクターだけでなくスタッフもデフォルメされて出てくる。 。 。しかし、。 なお、上記の通り、業務用の高性能な基板を使っていたため、当時の家庭用ハード性能ではその限界から移植できず、完全移植までには15年もの歳月を待たなければならなかった。PCエンジンへの移植計画も一時期存在し、CS開発チームも積極的だったが、困難が多く中止となった。コナミは本作を境に、1994年の『極上パロディウス』までアーケードのシューティングゲームをリリースしなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XEXEX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|