翻訳と辞書
Words near each other
・ X86 architecture
・ X86-32
・ X86-64
・ X87
・ X:Beyond the Frontier
・ XA
・ Xa
・ XA-32
・ XA-44
・ XaaS
・ Xabre
・ XAC
・ Xacariva
・ XACT
・ Xacti
・ XAdES
・ XAF
・ XAFS
・ XAG
・ XaK


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Xabre : ウィキペディア日本語版
Xabre[せいばー]

Xabre(セイバー)は、SiS社が開発したビデオチップ(グラフィックアクセラレータ、GPU)、およびそれらの製品シリーズ名である。
Xabreという名称は、eXtraordinary, Advanced, Brilliant, Rapture, Enrichmentの5語より1字ずつとり、を意味する Saber の音に当てはめたものである。性能・価格的には、ローエンドからメインストリームクラスの製品である。
==概要==

Xabreは、SiSによるビデオチップ「SiS 315」の後継製品で、コードネーム SiS 330 シリーズとして開発された。256bitの3Dエンジンと128bitの2Dエンジンで構成されるグラフィックスコアを持つ。
4P/2Tで構成されるピクセルシェーダー Pixelizer およびバーテックスシェーダー Vertexilzer を搭載することでDirectX 8.1に対応している。Xabre発表当時、Vertexilzerに関しては「コストを抑えるためにVertex Shaderは搭載していない」と説明されており、Xabre 600のデビューと同時期にドライバが完成するまでは、CPUによるエミュレーションによって代替としていた。
また、AGP 8Xバスを他社に先駆けて採用。SiSはAGP 8XならびにDirectX 8へ対応したXabreのデザインを 8X8 と呼んだ。Xabreの発表時はまだAGP 8Xの規格自体が正式に策定されておらずプロポーザル規格に準じた対応であったが、AGP 8xをサポートするSiS 648チップセットと合わせ、同シリーズのアドバンテージとして積極的にアピールされた。この他、2x/4xのFSAAに対応する Jitter-Free Anti-Aliasing およびディスプレイ出力の色調補正を行う Coloredeemer などの機能を搭載する。
さらにコンパニオンチップのSiS 301を併用すると、デュアルディスプレイ機能の Double Scene Technology を利用可能となる。これによりセカンダリの出力はVGAだけでなく、DVIまたはS-Video/NTSC/PALの出力も可能となる。実際にXabre 400/600を搭載したビデオカードの多くがSiS 301を搭載している。
動画再生支援機能としてはMCに対応し最大20Mbit/secのビットレートでMPEG-1/2のハードウェアデコードが可能な他、スケーリングおよびインターレース補完、ダウンスケーリングにもハードウェアで対応するなど意欲的な実装となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Xabre」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.