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XaviX(ザビックス)は、新世代株式会社が開発したユニークな技術の総称、あるいはそのコアとなるLSIチップのこと。多くの家庭用体感型玩具(体感ゲーム)に採用されている。 本稿ではXaviXチップを開発した新世代株式会社、およびXaviXチップを搭載したフィットネス機器・ゲーム機であるXaviX PORTについても解説する。 == 概要 == XaviXは、正式にはXaviX Technology(ザビックス・テクノロジー)と言い〔、LSI技術、ソフトウェア技術、センシング技術などが含まれるが、通常XaviXと記述されている場合、そのコアとなるLSIチップであるXaviXチップのことを指す。XaviXチップは8ビットのCPU(6502カスタム)ながら、コアとなるマイコン、ビデオプロセッサ、オーディオプロセッサ、A/D、D/A変換器、ヒューマンインターフェースI/Oなど、コンピュータに必要とされるすべての要件を4mm角のチップ内に搭載した、ユニークな高速システムLSIと言える。 1997年頃より徐々に米国や日本のおもちゃメーカーの玩具に搭載されはじめ、アプリケーションは200種類以上にのぼる。代表的な製品は、タカラから発売されたe-karaなどの「Plug It!」シリーズ(2000年~)、エポック社の「体感ゲーム」シリーズ(2000年~)〔体感ゲームWEB SITE 〕、スクウェア・エニックスから発売された『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』(2003年)、バンダイの「Let's! TV プレイ」シリーズ(2004年~)〔Let's TV プレイ 〕、などがあげられる。 代表的な入力インターフェースは、「エキサイトボクシング」や「剣神ドラゴンクエスト」のように赤外線センサーを使用してプレイヤーの動きをとらえるものであるが、「ファミリーマットレ」、「東京フレンドパークⅡ」のようなマット型、「スーパーダッシュボール」、「たまごっちりぞーと」のようなトラックボール型、「ぐるりんワールド」のようなハンドル型、「エキサイトステージ サッカー日本代表チーム」、「デジタルモンスター バトルジャンクション」のようなカードスキャン型、「アンパンマン かぞくで!育脳マットDX」におけるスティックのような加速度センサー型、「バトル体感ゴムゴムのかめはめ波〜おめぇの声でおらを呼ぶ〜」のような音声認識型など多彩なタイプが開発されている。 2004年にはカートリッジ式で複数の体感ゲーム(フィットネス)が楽しめるフィットネス機器XaviX PORTも発売されている〔平澤寿康 「XaviXベースの体感ゲームがアメリカでも発売へ カートリッジ式で複数のゲームが楽しめる 」 GAME Watch、2004年1月11日。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XaviX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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