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りょうけん座ベータ星 : ミニ英和和英辞書
りょうけん座ベータ星[りょうけんざべーたせい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ざ]
  1. (n,n-suf) seat 2. one's place 3. position 
ベータ : [べーた]
 【名詞】 1. beta 2. (n) beta
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほし]
 【名詞】 1. star 

りょうけん座ベータ星 : ウィキペディア日本語版
りょうけん座ベータ星[りょうけんざべーたせい]

りょうけん座β星(りょうけんざベータせい、Beta Canum Venaticorum, 略称 β CVn)は黄色のG型主系列星であり、りょうけん座で2番目に明るい恒星である。
りょうけん座で一番明るいα星の側にあり、α星とβ星のペアを星座の中の「南の犬」とみなしている。
別名のCharaは元来「南の犬」の2星に与えられた名であるが、後にβ星を意味するようになった。Charaはギリシャ語では「かわいい者、親愛なる者」を意味する。
== 観測 ==
りょうけん座β星は太陽に比べてやや金属〔(ヘリウムより重い元素を指す)が乏しく、質量、年齢、その他の特性において太陽に非常に良く似ている恒星である。このためにソーラーアナログと呼ばれる。
この恒星の空間速度 はU=-25, V=0 そして W=+2 km/sである。
過去においては分光連星の可能性が指摘されていたが、20世紀末のデータ分析によればその可能性は無いようである。
加えて、褐色矮星がこの恒星を巡る軌道に無いか探索されたが見つからなかった。測定器の感度限界まで用いてもこの構成には伴星が見つかっていない。
この恒星のスペクトルは彩層から非常に弱いカルシウムイオン (Ca II) が検知されており、スペクトル型が似ている恒星とスペクトル比較を行う上で有用な基準になっている(Ca II の輝線は読み出し易く、恒星の彩層の活動レベルを測るために良く使われている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「りょうけん座ベータ星」の詳細全文を読む




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