|
アイネシデモス(古希:Αἰνησίδημος、ラテン語表記例:Ainêsidemos、Aenesidemus、生没年不詳)は、古代ギリシアの哲学者。全8巻からなるその著書『ピュロン語録(''Πυρρώνειοι λóγοι'')』の中で「判断中止」へと至る「10箇条のトロポイ(様式)」を提案したことで知られる。 クレタ島のクノッソスに生まれ、アレクサンドリアで学問を教えたと伝わる。彼の説いた「10箇条のトロポイ」は我々の感覚や知識は次の諸条件によって異なり、決して唯一絶対ではないとして、 # われわれ動物の種類が異なるに従って。 # 人間の個人個人が異なるに従って # 同一の個人においても、感覚器官が異なるに従って # これらが同一でも、その時々の身心状態によって。 # 知覚する者の視角や距離によって。 # 知覚される物を包んでいる物質や状況によって。 # 知覚される物の数や量によって。 # その物の他との関係によって。 # 知覚者の習慣によって。 # 対象の風俗習慣法律によって。 と10箇条からなるトロポイ(様式)を提案したことで知られる。これは後にに影響を与え、彼は10箇条から5箇条に要約している。 == 脚注・参考文献 == === 脚注 === 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイネシデモス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|