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アイ・ウォナ・ノウ (I Want to Know What Love Is) は、イギリス人・アメリカ人のロックバンド、フォリナーが1984年に収録したパワーバラード。イギリスとアメリカの両国で1位を獲得し、フォリナーの最も大きなヒット曲となった。現在でもバンドで最も有名な曲の1つで、2000年、2001年、2002年に、ビルボードのホット・アダルト・コンテンポラリー・リカレントチャートで、最も永続的に流されているラジオヒットの25位となった。 == 解説 == この曲では、ミック・ジョーンズによって作曲・構成され、ルー・グラムはクレジットされなかった。ただし、グラムが2009年のインタビューで語ったところによれば、グラムも曲作りに貢献したが、印税の配分を巡ってジョーンズが自分の取り分を95%と主張し、それに対してグラムはジョーンズが60%で自分が40%と主張し、最終的に折り合いが付かず、グラムはジョーンズに「だったら何もいらないよ」と言い放ったという〔Lou Gramm Interview: Foreigner Lead Singer Sets the Record Straight on 'Love' - Smashing Interviews Magazine - 2014年1月25日閲覧〕。ジョーンズとアレックス・サドキンがプロデュースした「アイ・ウォナ・ノウ」は、フォリナーの1984年のアルバム『プロヴォカトゥール』からの最初のシングルとなった〔I Want to Know What Love Is ''Allmusic'' Retrieved February 13, 2011〕〔I Want to Know What Love Is - Foreigner ''Billboard'' Retrieved February 13, 2011〕。曲のコーラスは、GMWAの加わったニュージャージー・ミサ聖歌隊、『ドリームガールズ』のスター、ジェニファー・ホリデイやトンプソン・ツインズによる。曲のミュージックビデオにも聖歌隊が登場する。 「アイ・ウォナ・ノウ」は、全英シングルチャートで1985年1月15日に1位に達し、バンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」を抜いて、3週間トップとなった。1985年初旬のBillboard Hot 100では、マドンナのロングラン「ライク・ア・ヴァージン」から1位の座を奪い、歴史を作った。この曲は、フォリナーの最初で唯一の、両国でポップチャート1位となった曲であり、アメリカでは、メインストリーム・ロックで4週間1位、アダルト・コンテンポラリー・ラジオヒッツで1週間1位となった。また、この曲は、バンドのメインストリーム・ロックで1位となった4曲のシングルのうち、3番目の曲でもある。オーストラリアでは5週間1位となり、カナダ、ノルウェー、スウェーデンでは1位に、スイス、南アフリカでは最高2位となった。 この曲は、批評家から積極的な評価を受け、オールミュージックのブレット・アダムズは、次のように書いた。「なぜこの曲がフォリナーの最初のナンバー1シングルとなったのか、確かめるのは難しいことではない。その幻想的で催眠術のような感覚は、ルー・グラムの感動的なリードヴォーカルとニュージャージー・ミサ聖歌隊のコーラスによるものだ」〔http://www.allmusic.com/album/agent-provocateur-mw0000650158〕 2004年、「アイ・ウォナ・ノウ」は、ローリング・ストーンのオールタイム・グレイテスト・ソング500で476位となった。2006年、VH1の番組「80年代のトップ100曲」では65位となった。 12インチ盤シングルでは、6:23と少し長くなっている。このバージョンは、少し長めのイントロを含んでおり、ヴォーカル・コーラス、フェードアウト・エンディングが延長されている。このシングルのB面である「ストリート・サンダー (マラソンのテーマ)」は、「第24回オリンピックオフィシャルミュージック - ロサンゼルス1984」でのインストゥルメンタルトラックとして登場し、後にバンドの2枚組コンピレーション「ジュークボックス・ヒーローズ:フォリナー・アンソロジー」 (2000年) に収録された。 フォリナーのシングルがチャート1位となった後、ニュージャージー・ミサ聖歌隊は、同名のアルバム『アイ・ウォナ・ノウ』でこの曲の異なったバージョンをリリースした。この聖歌隊のシングルは、ホット・ダンスミュージック/マキシ・シングルス・セールスチャートで最高37位となった。 フォリナーの曲は、ビルボードにより、1985年のHot 100シングルで4位にランクされた。これは、アメリカでバンドの4番目となるゴールドシングルであり、イギリスでは最初で唯一のゴールドシングルとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイ・ウォナ・ノウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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