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アウトウニオン・レーシングカー(''Auto Union racing car'' )は1933年から1939年までアウトウニオンでレースのみを目的として製造された車両である。 == 750kgフォーミュラ == 1932年10月にパリの国際スポーツ委員会は「自動車の総重量はオイル、水、タイヤ抜きで最高750kg」というレーシングカーの新しい規定を定めた〔『F.ポルシェ その生涯と作品』pp.83-90「アウト・ウニオン・レーシングカー」。〕。これに興味を持ったフェルディナント・ポルシェは独自に設計を始め、カーレス、ローゼンベルガー、そして当時設計部長であったカール・ラーベらと討議して進め、1932年11月15日には算定書ができあがった〔。その中にはシリンダー角45度、ボアφ68mm×ストローク75mmで4,358cc〔原文では4,385ccだが誤植と思われる。3.14159×(6.8/2)×(6.8/2)×7.5×16=4,358.013648。〕、圧縮比7.0、最高回転数4,500rpm〔いずれ6,000rpmに向上させるとしていた。〕のV型16気筒エンジンを搭載し最高速度294km/hというデータがあり、これは後のアウトウニオン・レーシングカーと極めて正確に一致している〔。このレーシングカーを作り出すためにポルシェから独立し自らレース参加までできる前提で高性能車製作有限会社(Hochleistungsfahrzeugbau GmbH:HFB)が設立された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アウトウニオン・レーシングカー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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