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アダプティブ・アレイ・アンテナ : ミニ英和和英辞書
アダプティブ・アレイ・アンテナ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アダプティブ・アレイ・アンテナ ( リダイレクト:フェーズドアレイレーダー ) : ウィキペディア日本語版
フェーズドアレイレーダー

フェーズドアレイレーダー(、位相配列レーダー)は、フェーズドアレイ型のアンテナを採用したレーダーのこと。フェーズドアレイ・アンテナは、アレイアンテナのうち、ビームの制御をアンテナ素子の励振係数の相対位相によって行うもののことを指す。電子走査アレイ()アンテナとほぼ共通の概念であるが、一部に、それぞれ片方の概念しか当てはまらないものもある。
== 基本 ==
AN/SPS-39のような従来の3次元レーダーでは、ビーム走査方式として周波数走査(frequency scanning, FRESCAN)方式を採用していた。これは周波数を変化させることで各アンテナ素子の位相を擬似的に変化させてビームを走査するものであり、ビームの指向については比較的自由度が低かったため、多くの場合、垂直方向の走査のみをFRESCANとして、水平方向の走査はアンテナを直接指向する機械式としていた(AN/SPS-32のように両方ともFRESCANで行っていた例もある)。
これに対し、フェーズドアレイ・アンテナにおいては、その名の通り、位相そのものの制御による位相走査(phase scanning)方式が採用されている。これは、各アンテナ素子(放射素子)に移相器を接続し、移相量を制御することでビーム走査を行う方式である。移相器によって移相量を任意に設定できることから、FRESCAN方式と比して自由度が極めて大きくなっている〔。
フェーズドアレイ・アンテナでは、アンテナ素子・移相器と送信機・受信機の関係に応じて、パッシブ式とアクティブ式に大別できる。
合成開口レーダーも、原理は同じである。
天体観測に使う電波望遠鏡では、複数のアンテナをフェーズドアレイレーダーと同じように(ただし完全パッシブ。受信のみ)に用いて、感度・解像度・捜索範囲を上げていることがある(例えばアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計では、66台のアンテナを使っている)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェーズドアレイレーダー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phased array 」があります。




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