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この項目では、アンゴラの言語について解説する。アンゴラは公用語であるポルトガル語と、アフリカ在来の国民言語の二言語使用の国家である〔イレーネ・ゲーラ/有水訳(1993:85)〕。 == ポルトガル語 == ポルトガル語はポルトガル系アンゴラ人やメスティーソ(ムラート)の母語であるものの、大多数のアンゴラ人にとってはバントゥー系の言語が母語であり、1990年の推計ではポルトガル語を話すアンゴラ人は20%であった〔寺尾(2009:44)〕。 1921年にアンゴラ総督のノルトン・デ・マトシュは、法令第77号にて「原住民」へのキリスト教の布教に際して、ポルトガル語教育の義務化と外国語教育の禁止、及び「原住民」言語の使用を二義的なものに留める方針を定めた〔寺尾(2009:41)〕。植民地時代に於いて支配のための言語だったポルトガル語は、独立後アンゴラ人にとって公用語かつ学校教育における、母語以外の主要な外国語となった〔イレーネ・ゲーラ/有水訳(1993:79)〕。独立後一貫してアンゴラの政権与党だったアンゴラ解放人民運動=労働党は、1970年代後半から初等教育における国民言語(母語)とポルトガル語の二言語教育の必要性を訴えてきたが〔イレーネ・ゲーラ/有水訳(1993:80-81)〕、実際には教員や教育施設の不足のため、学校教育の現場ではポルトガル語のみによる教育がなされてきた〔イレーネ・ゲーラ/有水訳(1993:76-80)〕。2001年12月31日に定められた教育制度基本法では、学校教育はポルトガル語でなされることと、国家が国民言語、(linguas nacionais,国語)を支援すること、成人教育における国民言語の使用が認められた〔寺尾(2009:51)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンゴラの言語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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